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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 122

2回裏は二死から8番堀田にレフト前に運ばれるが、9番小池をショートゴロに仕留める。
3回表は先頭の相川が四球で塁に出ると、続く滝川がバントを決め藤井に繋ぐ。
しかしこの場面で、二塁にいた相川が逆をつかれ、牽制タッチアウト。皮肉にもこの直後、藤井がライト前にヒットを放つ。
ここで打順は直樹だが、高山の直球に押され浅いセンターフライに倒れた。

高山は野田に被弾を浴びたものの、以降は安定感のあるピッチングを見せる。
一方の相川は制球に苦しむが、粘りの投球で横浜みなと打線を何とか無得点に抑える。
だが、球数が増えてしまったことと疲労を考慮し、土居監督は6回で相川を降板させた。
7回表も無得点に終わり、1−0というロースコアの場面で松本が7回裏のマウンドに上がる。
松本は代わってから2アウト1・3塁というピンチを迎えるが、習得中の稲生のスライダーが上手く低めに決まり5番田代を三振に打ち取る。
照星も滝川・藤井・直樹が高山に三者連続空振り三振に切って取られるなど、2点目はなかなか取れそうにない。
一方、8回裏の横浜みなとは6番重松から。
その重松への2球目が抜けて横腹に直撃する。
ノーアウト一塁となるが、続く7番鳴海の送りバントを柊が素早く処理し、セカンドで一塁ランナーの重松を刺すことに成功する。
これで楽になった松本は8番堀田をセンターフライに打ち取り、リードを保ったまま9回に進む。
9回表は三者凡退。
裏は9番小池から。
松本は小池をショートゴロに仕留める。
しかし1番沢村に左中間突破のヒットを打たれる。
しかもレフト野田が処理にもたつく間に沢村は一気に三塁まで達する。
2番今井にはスクイズを警戒しすぎてストレートのフォアボール。
3番高山は空振り三振に打ち取る。
そして今日あまりいいところの無い4番三輪に回る。
三輪は今日ヒットが無いだけに逆に警戒しなくてはならない。

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