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プレイボール!
官能リレー小説 - 学園物

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プレイボール! 13

きっと皆思ってるに違いない…俺がエラーをしなければ、負けなかったかもしれないと。


俺は素早く荷物をまとめ無言で球場を後にした。とにかく皆から離れたくて…。

左足はまだ激しく痛む…それでも歩くスピードを速める。

そして家に着き自分の部屋までくると、座り込み顔を伏せた。
そして、負けたことの悔しさと自分の腑甲斐なさに…ただ涙を流した。

(『決勝戦を立派に戦いぬいた』か…。俺のドコが立派に戦いぬいたって言えるんだ?怪我をして満足に動けずに…最後はタイムリーエラー?なにが部長だ!)
一体何時間泣いただろう?もう涙も枯れはてた…そんな時、不意に

コンコン…。

と、ノックの音が部屋に響く。そして…
「なおちゃん、いるの…?入るよ?」
この声は…由美だ。だが今の俺に返事をする気力はない。
「なおちゃん、元気出してよ。試合に負けたのは、なおちゃんのせいなんかじゃ無いよ。そんな事、誰も思って無いよ。」
 由美の慰めの言葉は俺の耳には届かなかった。
「なおちゃん・・・・」
 由美は、落ち込んでいる俺の側まで近付いて来た。
由美はなんと言って良いのか分らない……直樹は黙って振り向き言う。
「帰ってくれ!」
立ち上がろうとしたときに激痛が走り蹲る。
「なおちゃん……足治さないと……」
その瞬間に彼は由美の身体を掴みベットに押し倒した。セーラー服のスカーフが解け胸も彼の視界に入る。
「いいよ……私のせいで…あの時も……」
直樹の手を取り胸に誘導させて言う。彼女も覚悟は出来ていた……彼がスカートを脱がそうとした時に直機の腹に軟球めり込んだ。

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