聖華学園 85
「麻理の胸、柔らくて暖かいね。」
耳元で囁かれた麻理は顔を赤くしていた。
また、美月達も抽選の立ち会いのためにその場を離れる。
同じ道場内の少し離れたところでは抽選がおこなわれ、一喜一憂している元部員の姿がうかがえる。
そして、抽選がおわった頃、さよりは清司にたっぷり丹念に胸を揉まれ、甘い声を出しながら絶頂を迎えようとしていた。
「だっ、だめぇぇぇ!」
「イクっ!イッチャうぅぅぅぅ!」
「いっ、いやぁぁぁ!」
「あっ、あぁぁぁぁ!」
「イッ、イクぅぅぅ!」
「イクッ! イックぅぅぅぅ!」
「おっぱいだけでイクッ!イックぅぅぅぅ!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!」さよりの快楽のマグマは噴火して絶頂を迎えた。
さよりの絶頂を迎えた声が道場内に響きわたる。
その声を聞いて抽選を終えた元部員達と、美月達、真琴はさよりのほうに戻り、美月と綾乃がさよりに声を掛ける。
「ふふふ。 さよりさん、清司様の魔法の手はいかがでしたか? 清司様の初めてを頂く前に私は胸の愛撫だけで絶頂を迎えさせられましたわ。」
「それを美月さんったら、黙っていらっしゃるんですもの、焦りましたわ。 ふふふ。」
清司はさよりが絶頂を迎えたあとも、胸を揉み続けていてさよりは絶頂の余韻に浸っており、美月と綾乃の問い掛けに答えることができない。
「はぁはぁはぁ。」
さより息を切らしながらもは清司がいくら美月達に性技の向上をはかられたとはいえ、清司に胸の愛撫だけで絶頂を迎えさせられるとさより自身、思ってもみなかったのである。
「さ・よ・り。」
清司はさよりの耳元で囁きながら胸を揉んでいた手を離し、固くなった乳首を指で弾く。
ぴしっ
ぴしっ
「はうぅっ。」
さよりは上半身を仰け反らせ、清司に寄り掛かるようになる。
清司はさよりの耳元でまた囁く。
「さより。 もっと気持ち良くなろうか?」
というとさよりの返事を待たずに真琴を呼ぶ。
「真琴。 さよりの足の帯、解いて。」
真琴にさよりの足の帯をほどかすと、さよりの下の道着をゆっくりと脱がす清司。
現れたのは、黒い総レースで極端に布地が少なくTバックの両脇を紐で結ぶモノだった。