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聖華学園
官能リレー小説 - 学園物

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聖華学園 80

その中でひときわ目立つ活躍をしている者が3名ほどいる。
それは、若槻ゆかりと宮城琴羽、岡崎徳美だった。
試合が終わり、参加していた者が次々にグランド外へと出て行く途中に、ゆかりが足を止めると、楓に気付いた者達が次々と足を止めて、周りに集まってくる。
その中の一人が
「楓さん。 そちらの男の子は噂の??」
「清司様だ。」
と楓が言うと黄色い歓声があがる。
 彼女達は清司に群がりボディコンタクトを我先にととる。
彼女達の胸の位置に清司の顔があたり、清司はもみくちゃにされてしまい、その場に座り込んでしまった。 みかねた楓が笛を吹き、彼女達から清司を引き離す。

「おまえ達やりすぎだぞ。 清司さまにもしものことがあったら大変じゃないか。」
と楓が彼女達に説教を始める。
そのうち一人が言い訳じみたことを口にする。
「清司様があまりにも愛しいので・・・。」
また、別の一人も
「清司様のご様子が母性本能をくすぐりまして・・・。」
等様々な言い訳をしているのだった。
清司は、美月と綾乃に手を引かれて立ち上がっていたが、美月と綾乃に抱きつき二人はそれをやさしく受けとめ、清司は服のうえから二人の乳房に顔を埋めていた。

そして、楓の説教がおわる頃、美月と綾乃が清司に声をかけてゆく。
「清司様。 落ち着かれましたか?」
「あの者達は、清司様を想っての行動に出てしまったのです。いささか過激でしたが・・・。」
「あの者達の想いに応えるためにも強くならないといけません。」
美月と綾乃は交互に清司を諭すように話していった。
清司は、二人の乳房に顔を埋めたままうなずく。
「では、清司様。あの者達に声をかけてください。」
清司は、楓のもとにむかってゆく。
「楓。 あのお姉ちゃん達にもご挨拶させて。」
と清司は言うと、楓が

「清司さまがお話をしてくださるから拝聴するように。」
というと清司は彼女達に挨拶をして、更に活躍が目立ったゆかり、琴羽、徳美を誉めると3人は天にも昇る気持ちだった。
こうしてサッカー組のグループ分けをした後、清司達は、次の見学場所である道場へとむかうのだった。

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