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聖華学園
官能リレー小説 - 学園物

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聖華学園 79

皆の視線が清司に集まってくる。
清司は、もじもじしていたが楓に
「皆に声を掛けてください。」
と促され
「皆さん、はじめまして、清司です。 この学園に四月から入学します。 よろしくお願いします。」
と言うと警備の者達は床に座って三つ指をつき頭を下げていた。
また、警備の者は楓の根回しが功を奏し、清司に種付けをしてもらうことを強く望んでいるのだった。
 だが、警備の都合上、すべての警備の者達に種付けをするわけにはいかず、折衷案として機械警備ができるところは機械警備を導入して、警備の者達を二つのグループで分けて1年毎に交互に種付けをすることになったのである。
 種付けをされるグループの者達は、声を出して喜ぶが種付けをされないグループの者達は落胆する者、来年に期待する者、様々であった。
 琴音は種付けをされるグループになり、心の中でガッツポーズをして喜んでいるのであった。
 楓の案内で体育館をあとにした清司達は、多目的グラウンドへと向かう。
 多目的グラウンドでは、非番の警備の者と勤務を終えた警備の者が交じり、トラックではランニングをするものや短距離走をする者がおり、その中に、丸山深雪、綾瀬睦実、飯塚好美がいた。
「あれ? 楓さんだわ。」
一本走り終えた睦実は楓に気付いて楓に近づいてゆく。
「楓さん。 どうかされたのですか?」
と睦実は楓に声を掛けると楓が、
「清司様が校舎の見学をなさっていらっしゃるのよ。」
と言うと走り終えた他の警備の者達が集まってくる。
ここでも、清司は皆にむかい、挨拶をする。
「皆さん、はじめまして、清司です。 この学園に四月から入学します。 よろしくお願いします。」
ここでも、グループ分けが行われて深雪、睦実、好美は種付けをされるグループになり、3人は喜んでいるのであった。

また、トラック内でのグラウンドは、試合形式でサッカーをやっており参加している警備の者達は心地よい汗を流していた。

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