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聖華学園
官能リレー小説 - 学園物

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聖華学園 25

会議と夕食を終え、邸宅内にある自室でくつろぐ、濃野と真由美。
そしていつもの様にまぐわろうとする濃野。
「あなた、ちょっと待って向こう(聖華学園)に、連絡しておかないと。」
と真由美は云い、カウンターを浴びせる。
仕方ないなと言うような表情をし、待つ濃野。
真由美は、受話器を取り、電話をし始める。
清司と美月がまどろんでいると、突如校長室の電話が鳴り、あわてて飛び起きる二人。
美月が電話の受話器を取り、
「聖華学園、校長の大村美月です。」
「あっ美月さん?真由美です。」
電話の主は、真由美だった。
「真由美さま、こんな時間にいかがされたのですか?」
「明日の宣誓式のことでちょっとお話があるの。」
「はい、どのようなことで?」
と聞き返す、美月。
「実は派遣する教職員が楓さんしか決まってないの、それでね、宣誓式は延期になったの、うちの都合で申し訳ないんだけど。」
と申し訳なさそうに話す、真由美。
なぜ、楓が派遣されることになったのかと言う理由も真由美は美月に話していた。
「はぁ、そうですか、それでいつぐらいになるかおわかりになりますか?」
「濃野様と話し合ったら、一週間以内に決めるからそれまで待ってくださるかしら。」
「はい、わかりました。」
(清司様には、まだレクチャーすることがたくさんあるし、延びて良かったかも。)
美月は内心、安堵しつつ了承した。
「美月〜。誰からのお電話?」
と清司の声がする。
「義母様ですわ、清司さま。」
と、通話口を塞ぎ、美月は答える。
「ちょっと電話を代わって貰える?」
と、清司は言う。
「真由美様、清司様がお話があるようですので、代わりますね。」
美月は清司が真由美に用がある旨を伝え、電話を替わる。
「もしもし、義母さまですか?清司です。」
「あら、清司なの?、そっちで今日は何をしていたの?」
「今日は、美月先生からレクチャーを受けていました。」
「あら、そう。しっかりやりなさいね。」
清司を激励する真由美。
「はい。ところで美月先生から聞いたのですが、宣誓式のことでちょっとお話があります。」
「あら、何かしら?」
「いきなり、逢ったこともない人に忠誠を誓われても・・・。」
清司は、宣誓式のことで困惑しているようだった。
「清司は、どうしたいのかしら?」
清司の要望を尋ねる真由美。
「できればひとりひとり逢ってお話がしたいです。それと、授業中は制服着用にして欲しいです。僕は種付け教員であるともに、生徒でもあるので・・・・。」
と清司は真由美に要望を伝える。
「清司の要望は、義父様や美月さんに伝えておくわ。」
真由美は、清司の要望を聞き、濃野や美月に伝える旨を約束する。

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