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聖華学園
官能リレー小説 - 学園物

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聖華学園 13

「ああ 皐月? 里穂ちゃんの案内は? そう、終わったの。 食堂からケーキと飲むもの持ってきてくれないかしら? ええ お願いね。」と言い、弥生は受話器を置く。
「校長先生のレクチャーは楽しいですか?清司様。」
「楽しいって言うより気持ち良いかも。」
「そうですか、がんばってレクチャーをしっかりと受けてくださいね。」と言うと、校長室のドアがノックされた。
「お姉ちゃん。いや、弥生先生、ケーキを持ってきました。」と皐月の声とともに、
「ジュースも持ってきました。」と葉月の声がする。
皐月と葉月を校長室に招き入れ、給仕をする弥生。
ここ聖華学園のおやつは一流の女性パティシエがつくるもので味が絶品だった。なお、そのパティシエも種付け対象となるのは言うまでもない。
「さて、清司様 私たちは自己紹介していませんよね?」と聞かれ清司は頷く。
「まず年長の私から・・・・・・大村弥生です。清司様のクラスの担任を務めさせていただきます。教える教科は国語です。 よろしくお願いします。」と弥生は頭を下げる。
「次に、皐月。 あなたよ。」
「大村皐月です。清司様の副担任を務めさせていただきます。担当教科は社会です。よろしくお願いします。」と皐月も頭を下げる。
「最後に、葉月。あなたね。」
「大村葉月です。皐月姉さんと同じく副担任を務めさせていただきます。担当教科は数学です。よろしくお願いします。」と葉月も上の二人に倣い、頭を下げた。
葉月が紹介し終わる頃 失神していた美月が起きてきた。起きてきた美月は 弥生達が居ることに気付いて言った。
「なんで貴女達が此処にいるの?」
「あ、美月、おはよう。」と弥生達が答える前に清司が言った。
清司は立ち上がり、美月の手を引き、応接セットのソファーに座らせ、
「あのね、美月が気絶しちゃって、僕が慌ててインターホンで呼んだの。」
「弥生先生飛んできてくれたんだよ。気絶してるから起きるまで待ちましょうってそれで3時廻ってるからって皐月先生と葉月先生がケーキとジュース持ってきてくれて自己紹介してくれたの。そうしたら、美月が起きてきたの」
「そうなのですか。」と美月は清司に笑顔で答えるものの、
「弥生、そうなの?」と美月が弥生に聞く。

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