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うちのマネージャー
官能リレー小説 - 学園物

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うちのマネージャー 85


「んーっっ!?っふぅ!?んんーっ!!!」

さらに、驚き声を上げようとして、自分が猿ぐつわを噛まされていることに気づいた。
(…な…なんで?)
あまりの事態にしばし共恵は呆然としてしまった。唯一の自由がきく顔を動かし辺りを見渡せば、足首はそれぞれが紐につながれどこかへ括り付けられていることに気づいた。何とか足だけでも閉じられないかと身を捩ってみたが、どうにも動きようがないばかりか、体に奇妙な疼きがはしった。

ずぐんっ…―

(っ………ぁ)
息が詰まった。と思う間もなく躰がカーッと熱くなった。いや、違う。躰ではなく、躰の中心に近いその部分…。

「…んっ…ふぅ…ぅ」

もしも今、共恵の口が塞がれていなかったら、なんと艶めかしい声が聞こえたことか。それほどまでの疼きが、秘部を中心として全身に駆け抜けていた。
もちろん共恵に分かるはずもなかったが、その“スイッチ”を押したのは共恵自身だった。“体を捩る”という行為を行ったことにより、ソレ―“媚薬”の作用が体中へと行き渡っていたのだ。
しかしそんな事実など、今の共恵には何の効力ももたらしはしないだろう。

「…んっんっんん!」
目一杯の力を込めて何度となく体を捻り、或いは引っ張ってみたりと、思い付く限りをしてみたのだが、結果、動いて血流のよくなった躯に、薬がますます染み込んでいったのだった。

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