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うちのマネージャー
官能リレー小説 - 学園物

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うちのマネージャー 36


「…あっ!!おっきくっ…!…おち○…ち○…おっきくしちゃ…だめなのぉっ…!んああぁ!」

ズヌッ…ズヌッ

「ええー?イイじゃん?俺のチ○ポ…オイシイんでしょ?」

…ぎしっぎしっ

「うんっ………!オイシイ…っのぉっ…………あぁぁぁあっぁあ!!!」

椅子の軋む音も、結合部からの水音も、自らの叫び声さえも。絶頂の波にさらわれた共恵には認識されることはなかった。


それから二人は、目の前に並ぶ料理には目もくれずに再度淫欲におぼれた。
ダイニングのテーブルに背中を預け、ソファに二人で倒れ込み、居間の固いフローリングなどおかまいなしにあらゆる場所で体を繋げたのだった………。



†††



「…ふぅ」

聞こえてしまった小さな溜息に、共恵の心に不安が走る。
今は二人、共恵のベッドの中だ。共恵はもちろん健哉さえ風呂に入る体力もなく躯をきれいに拭いた後、ベッドに向かった。
後ろから健哉に抱き込まれ、これ以上ない密着した状態にうっとりとまどろんでいた共恵だったのだが。

(もしかして…嫌になっちゃった…?)

それもそうなのではないか。昨日まで処女だった自分。健哉に開発されたとはいえ、あんな乱れた姿を見せたのだ。
はしたない…と共恵の心に影が落ちる。

「もう…こんな時間かよ…。」

酷く残念そうに呟かれた言葉に枕元のデジタル時計を見遣れば、既に午後9時を指している。
明日は日曜、学校はない。だが、午前中は部活動があるのだ。
あれだけ濃厚な時間を過ごして尚、健哉の欲望は治まらなかったのだ。もっともっと、腕の中にあるこの淫らで甘い存在を貪り尽くしたいのに。けれどそれも明日の部活を考えれば無理な話で。

「…あーっくっそ…」

サボるという手もある。しかし自分はマネージャーという仕事を精一杯やっている共恵の姿が好きなのだ。だからこそ部活に熱心に出向いていたわけで…。
ぐるぐると堂々巡りを繰り返し耳元でうなり続ける健哉に、とうとう共恵が訝しげな表情でもって後ろをふり仰いだ。

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