うちのマネージャー 32
その言葉を最後に、共恵はもはやまともな言葉を紡ぐことはできなかった。
「んあぁあああーーーっっ!!」
ズブンッ!ズヌッ!ズブチュっ!グッチュ!ズブッ!
先程と同じく、でも先程よりもさらに速度を増して揺さぶられる共恵の躰。
「あっ!あっ!んぁっ!ぁはっ!ひっ…ひぃっ!」
「俺としては…もーちょい過激におねだりして欲しかったなぁ…」
ズップ!ズップ!ヌブッズブッ!
「あーっ?あああっ!あぅっあぁあっ!」
「…でも…まぁ…」
「あはんっ!ぁあんっ!はんっ!ぁあ!!」
ズップ!ンブンブ!ズグップ!
「及第点…かな」
「っああああっっ!!!!」
激しい抜き挿しに共恵の声が益々甲高く響きわたった。限界が近いのだろう。
「…ぁっ?…あっ!…あああっ!?」
「…共恵…」
ズブッ!…ブボッ!…ヌンブッ!!
「ひいっ?ひぃんっ!!あああっ!」
「イっちまえっっっ!!」
声と共に今までになく深く突き上げられたときには、もう―
「あああぁああぁ゛ああ゛あああう゛゛あぃああっっっっ!!!!!」
共恵の意識は真っ白な波にさらわれてしまっていたのだった………。
†††
日没が近い。
オレンジ色の光がベッド横の窓から差し込んでいる。子供たちは家々に帰り始める時刻だろう。
室内にはこもった空気と掠れた喘ぎ声、ベッドのスプリングがギシギシと鳴る音が響いていた。
もう一体何時間、こうして躰を繋ぎ合わせているのかわからない。
「ひぁっ…あ゛ぁぁっ…」
仰向けに大股開きで、正面から激しく貫かれながら、共恵はただひたすらにこの手を離して欲しいと思っていた。健哉によって握り合わされた互いの手を。
「…くっ…はっ…サイコー…」
「あっ…あっ…ゃっ…」