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うちのマネージャー
官能リレー小説 - 学園物

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うちのマネージャー 31

膝裏を持ち上げていた両手は腰回りに置かれ、撫で回すだけで動きを再開してくれそうにもない。じれた共恵が動きだそうとするも、簡単に押さえつけられ阻まれてしまう。深く突き刺さったままの肉棒は、ドクドクと脈打ち今にも暴れ出しそうなのに。
共恵の気持ちが表れたように内壁がきゅんきゅんと一物を締め付けるのを感じながら、健哉は余裕の表情を浮かべ共恵を振り仰いだ。
切なげな、でも確かな不満の色を浮かべた顔。快楽の涙で潤んだ瞳。汗の玉が光る透き通った白い肌。
「…なんでぇ?…もうちょっとなのにぃ……」

はふはふと呼吸を整えながら、共恵は不満を素直に口にしていた。
その甘えた調子に、健哉は表情を変えず、見上げたままぐりぐりと腰を押しつけた。

「―あぁんっ…」

先程までとは違うあまりにもどかしいその動きに、共恵は浅ましくも興奮に息があがってしまう。再度自分から腰を動かそうと試みるがやはり叶わず、なぜ健哉がこんな仕打ちをするのか解らず、快楽とは別の涙がこみあげてくるのがわかった。

「…言ってみ?」
「…え?」
「俺にシて欲しいこと。ちゃんと言えたら………」

皆まで言わず口を閉ざした健哉の意図を、共恵は漸くくみ取った。
その絡め捕るような視線も、腰を押さえつけたままの両手も、深く繋がったままドクドクと脈打つ健哉自身も。すべてが伝えている。

おねだりしてごらん?
甘く、淫らに…
俺を誘ってごらん…?
上手にできたら…
これ以上ないご褒美を…
…イヤってほど教えてあげるよ?
健哉の真意を悟った共恵は、その狂おしいまでに甘い誘いに飛びつき、急くように感情の赴くまま、言葉を口にしていた。

「あっ…シてっ!…シて欲しいのっ…さっきみたいにっ」
「…さっきって?具体的に言わなきゃ」
「とっ…共恵の…共恵のココ―」
「“ココ”ってドコ?ちゃんと言って?」
「…え?…あ…え…」

躊躇いもなく健哉の誘導に従う共恵だったが、本当に分からないのだろう。必死に考える愛らしいその耳元に、健哉は囁き教えてやった。

「…ほら、言って?続き」
「…共恵の……オ…オマ○コ………健哉…くんの……オ…オ…」
「“オ”?」
「っ……オ…チン○ン…で…いっぱい…突いて……っ?」

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