うちのマネージャー 26
「…気持ちヨすぎてぇ…オカシくなっちゃいそーだったぁ」
思いっきり甘えた口調で見上げてくる共恵にたまらず、健哉はもう何度目になるのか、その愛らしい唇を貪った。
「…んっ…んっ」
口づけながらも、色づき主張した双乳の先の赤い実を両の手でこね回してやると、悩ましげに眉根を寄せ誘うように全身をくねらせる。彼女の両手はというと、離さないでと言わんばかりに自分の首に巻き付いている。
この数時間で随分と自分好みに育ってくれたと満足しながら、触れ合わせていた唇をそっと離し共恵の耳元にあてがった。
「…俺のこともキモチヨくさせて?」
「あっ!!?」
囁き自分の一物をぴとっと共恵の秘部にあてがった。
「…ぁっ!…あっ!」
健哉がそそり立つモノを押しつけるようにするだけで、触れ合っている膣口がきゅんきゅんと締まるのがわかり、共恵は意識せず声をあげてしまう。
健哉のことだ。この熱くて太い肉棒で一気に共恵の中に押し入り、めちゃくちゃに蹂躙することだろう。
…―それはきっと、共恵が快楽にのめりこまれてしまっても容赦なく…
―…ぞくんっ
それを考えるだけでオカシくなってしまいそうになる。
けれどダメだ。これ以上理性を失うだなんて。どうなってしまうか分からないほどの凄まじい快楽なんて、与えられてしまったら最後、きっと抜け出せなくなってしまう。
快楽にとらわれながらも僅かながらの理性の片隅で、共恵はそう考えていた。健哉によって開拓された今の共恵にとっては処女を失う恐怖より、その痛みよりも、未知への快感への恐怖の方が強かったのだ。
けれど、この数時間の間、共恵だって何も学習しなかったわけではない。多くのことを強要され辱められたが、素直に甘えたり縋ってくる共恵への健哉の扱いはいつだって優しかった。だから。
「…健哉くん…優しく…シてくれる…よね?」
こう言えばきっと健哉は、純粋に共恵が処女を失うことに恐怖していると思ってくれるだろう。そしてまた同時に、優しく扱ってくれるはずだ。
そう考え“素直”に口にした共恵だったのだが。