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うちのマネージャー
官能リレー小説 - 学園物

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うちのマネージャー 126


「あ…んっ…も、あぁっ!」

指で中をグチュグチュと刺激され、舌はクリトリスから離れず友恵は涙を浮かべてガクガクと腰を揺らしていた。

「ゃ、ダメ…!健哉く…ぁぁ、イクっイクっ、はああぁ!!」

「ごちそーさん♪」

ちゅーっとこぼれ落ちる蜜を吸い、ビクビクと躯を震わせる友恵を抱きしめ、ベッドに寝かすと、健哉は友恵の足を持ち上げ、ぐしょぐしょの秘部にいきり立つモノをこすりつけた。

クチュ…ヌチ…

「相変わらずスゲー濡れ濡れ」

「あん、やだ…」

ヌルヌルと上下にこすりつけるだけで一向に侵入してこない健哉に、友恵は指で秘部を開きながらおねだりする。

「ぁん…健哉クン、早く、入れて……下さい」
その卑猥としかいいようのない誘いに抗うことなく、健哉はゆっくりとその身を沈めていく。

明日は難しいだろうし、今日たっぷり味わっとかないと…な。

思いながら最奥まで深く腰を突き刺すと、共恵の口から漏れるその声がより甲高く変わり、そのまま欲望に誘われるまま、より濃密な時間へと引き込まれて行った。

†††

その日、テニス部は自主練習の日だった。ミーティングの後、週に一度ランダムな曜日に設定されるその日は、いままでの共恵にとっては部室の掃除や備品のチェック等にあてる貴重な時間だった。
「え…今日は帰っちゃうの?」

予想もしなかった健哉からの返事に思わず共恵は不満そうな声をあげ眉根を寄せる。
身体も心も彼のみに塗りかえられた今となっては、掃除より、備品より、健哉との時間が一番大切だ。
それなのに当の彼は今日は真っ直ぐ家に帰るのだという。

「ごめん…。今日はちょっと、予定が…さ」

絶対埋め合わせするから、と片手でごめんっとポーズをとる姿に、共恵はぷくっと両頬を膨らませる。
少し怒ったそぶりを見せるが、連日のように共恵の家に立ち寄り、長く濃密な時間を過ごしているわけなのだから、まだ学生の自分たちは一緒に暮らすわけにもいかないし、四六時中一緒にいようとするには、結婚でもしない限り難しいことなのだ。

結婚なんて…やだっ私ったら…

自分で考えたことに自身で気恥ずかしくなりいやいやと身を捩る。

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