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うちのマネージャー
官能リレー小説 - 学園物

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うちのマネージャー 101

「……っ…あぁ…」
時々敏感なところを掠めるが、しっかりと触れてはくれない。僅かに動かした腰が健哉の、既に固くなっているモノに触れた。共恵は泡だらけの躯を滑らせて振り返り、後ろにいる健哉の首に腕を回し唇に吸い付いた。

…チュッ…チュッ

自ら唇を合わせた共恵は、熱く深い舌の交わりを求めていた。しかし、意に反して健哉はいつまでたっても舌を侵入させてこず、あくまで唇ででしか触れ合おうとしてくれない。その事実に共恵は、悲しみにかられ、触れ合ったときと同じように自ら唇を離してしまった。

「………共恵?」

健哉の厚い胸板に両手をつき、距離をとるように後ずさり、俯いてしまった共恵に、どうしたのかと健哉が声をかける。

「…共恵?」
「…………………っ………でしょ?」
「ん?……何…?」
胸にある共恵の両手首を掴み、健哉はグイッと引いて自分の腰に共恵の両手を巻き付けた。そして片手で共恵を抱き、もう片方でシャワーを掴み、離れようとする共恵の泡を流していった。
「やっ……ぃや……」
(も、触んないで…)
泣きながら暴れる共恵を何とか離さないように、健哉は自分の泡を流していった。それでもコックを捻ろうとした隙に共恵は腕を払い、逃げるように浴室を出た。
「え?あ、共恵!」
もちろん、すぐに捕まるのだが…。
いつもの場所にあるバスタオルを掴み、健哉はそのまま共恵を包み持ち上げた。
「…きゃ!?」
肩に共恵を乗せ、濡れた体のまま、雫を零しながらベットに向かう。

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