性徒憐(リン)の日常 17
両性具有……その異様な姿に、私は息を飲んだ。
「ふふ、驚いた? 生まれつきなの。
今まで、学校の人には誰にも見せたことはなかったんだけど……」
優奈は私の前に膝を着くと、そっとキスをしてきた。
触れるだけのそれは、男子や先生、他の男の人達のように荒々しくはない。
冴子先生にされるときほどではなかったが、甘く柔らかい心地がした。
「フェラしてくれる?」
優奈はベッドに腰をかけると聞いてくる。
テントを張るスカートはガマン汁で後が付いている。
「ん………」
スカートを捲り上げると、白くむっちりとした太腿が現れる。それに似つかわしくない男の象徴
けれど、優奈のそれは少しだけ幼げな印象がある
「あ……」
濡れそぼった部分が空気にさらされて、優奈は声を漏らす
優奈のを口に含むといきなりむせ返るほどの精子が燐の口内に放たれる
「はっ……、あ……」
あっけなく射精してしまった優奈は、快感の余韻に睫を震わせた
ちゅ……。再び唇を付けて吸い上げたり、先端に舌を尖らせて這わせ刺激してやる
「ぁん!」
男たちにしてやる口戯と同じ事をしているのに、頭の上で聞こえる声が愛らしくて、不思議な気分になる
「あぁ…っ、あっ」