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性徒憐(リン)の日常
官能リレー小説 - 学園物

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性徒憐(リン)の日常 15

「ハハ、汚れた女の標本が出来上がったな
このままガラス戸を閉じて飾ってしまいたいよ」
先生はデジカメで棚に座って惚ける私を撮る
「ご苦労だったな憐。もう行っていいぞ
早くしないと昼飯を食いそびれてしまうぞ」
余韻の残る体で服を調えると私は鍵を開けて廊下に出た
足取りがどこかフワフワと感じた
理科実験室の匂いが鼻の奥から後頭部に刺さるように残ってる
時間のたった精液の匂いより強烈に思えた

……どこをどう歩いたのか、あまり覚えていない
だけど、いつの間にか私は中庭にいた
珍しく中庭に人がいない
白地に埃で灰色がかる汚れたベンチに腰をかける
日差しはあるが、冷たい空気が流れ憐の体から火照りを冷ましていく
それと同時に山野にかけられた精液の跡も乾き、憐の股間にパリパリとひび割れるような乾きが走る
拭いても遅いかもしれないが、燐は近くの水呑み場でハンカチを濡らす
水の冷たさが身体の火照りを静めてくれる
身体の火照りがおさまろうとも、股間の渇きは増していくばかり。
ついに渇きにガマンできず服を脱ぎ捨て手陰を始めてしまう。

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