学園の真実 6
ずるりと引き抜かれた男根、気を失ったアンナの身体が床にくずおれる。
「長谷部君、見ておいてやってくれ」
そういってアンナへの興味を失った。
「高浜っ!」
長谷部教諭は飛び出して、生きもたえだえな高浜アンナを介抱する。
さて次は誰か。
股間で脈動する肉竿と共に視線をぐるりと回して獲物を探す。
ゆらりと光る捕食者の目に、再び悲鳴が上がった。
奈々とアンナを除いた残る7人の美少女…いずれ劣らぬ存在だが、自分のこの肉竿の相手をできる者は…
「今はまだ、その時ではないのかもしれんな」
理事長はふっと溜息をついた。
「理事長、せっかくの逸材を荒っぽい真似で無駄にしてはいけませんよ」
プールに凛とした女性の声が響く。
理事長が振り返ると白衣を纏ったブロンドの美女が硬い表情で現れた。
「イリヤ君、やっぱり君でないと無理のようだ」
理事長は天を向く肉竿もそのままに金髪の美女、イリヤに苦笑いした。
「やれやれ、ただのウォーミングアップなんだがな」
「デリケートな車を慣らし運転もなしでアクセル全開するようなものです。理事長たるもの、行為は部下にまかせるものですよ。さ、こちらへ」
いつの間にかそこには立派な椅子が用意されていた。
こちらへ、といっておきながら、イリヤは理事長を座らせるのではなく自分がそこに座ってしまう。
イリヤの小振りな尻には大きすぎる椅子。そこでタイトミニの下から伸びる日本人には作れない脚線美を皆に見せつけるように高く組んだ。
「ここでおとなしく見ているべきでしょう」
「……ふむ。そうだな」
理事長は少しおどけたような顔をして、その足元にひざまずく。そこから身をイリヤに乗り出して、白衣の下の巨乳に顔を埋めた。勃起した肉棒の先がハイヒールに当たる。
「そうだ、長谷部君」
乳房に挟まれた中からくぐもった声が漏れた。
「はい」
高浜アンナを介抱している長谷部教諭は緊張して答えた。どうせろくでもないことをいうに決まっているのだ。
「きみ、ええと、その娘。高浜君といったかな。その彼女の処女を奪いたまえ、君が」
「な……?」
長谷部教諭は耳にした言葉を理解できずにいた。
腕の中の高浜アンナは未だ意識が戻っていない。
「そ、そう言われましても彼女はまだ」
「今すぐにとは言っていない。正気を取り戻した後でも十分時間はある」
「しかし…」
長身で細身、それでいて出る部分は出ている魅力的な身体の美少女。
「長谷部、モタモタしてると全員俺が食っちまうぞ」
「栗橋先生…」