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最上位が底辺を好きになって何が悪い?
官能リレー小説 - 学園物

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最上位が底辺を好きになって何が悪い? 5

「えっ」

思わず驚きの言葉が漏れてしまった。
見た目ギャルっぽくて遊んでそうな印象があったから杏奈は処女じゃないと思い込んでいたところがあった。

「だ、大丈夫?」
「ちょっと、痛い、かも。松木くんのって、凄い…」

杏奈の瞳にはジワリと涙が見えた。


「ごめん、杏奈さん」
「いいの、松木くんと一つになれた証なんだから」
「無理しなくていいんだよ」
「動きたい。松木くんを気持ちよくしてあげたい」

杏奈さんがゆっくりと腰を動かす。
まだ痛むらしく、かなりぎこちないが、でも頑張る彼女を見ていると胸に迫るものがある。

「あぐっ、んっ、んあんっ、うぅ、うあああっ!」

まだ苦しそう。きっとかなり痛いはず。
無理はしてほしくないけど、ここで止めたら杏奈さんにとっても残念だろう。
僕もゆっくり動く。

「あっ、あ、うぅ、んんっ」
「大丈夫?こっちは、すごく気持ちいいよ」

今もまだ痛そうだけど、それでも嬉しそうな杏奈さん。

「松木くんっ、こうして、好きになった男の子にはじめてをあげられて、あたし、嬉しいの」
「杏奈さん…」

杏奈さんの目尻に、涙が一粒浮かんでいる。彼女の言った言葉と、その姿で、僕の心にじ〜んと、幸せがしみ込んでくる。
まりあと同じくらい素敵だ。

「今は、あたしを愛して…ね」
「ああ」

ちょっとまりあの事を考えた事に気づかれたらしい。やっぱり女の子の勘ってすごい。
とにかくまず、今は杏奈さんの想いに応えてあげよう。
「んっ。んっ。あ……」

ゆっくり突き上げを開始すると、杏奈さんが僕の背中をギュッと強い力で抱き着いてくる。
表情をうかがうと多少ほぐれてきたかもしれないけど、まだ涙を浮かべている。

「大丈夫?」
「大丈夫だよ。だからもっと…」
杏奈さんは健気に僕を求めてくる。
杏奈さんのナカが気持ち良すぎるせいもあって、僕の腰の動きは自然と速くなっていく。

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