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最上位が底辺を好きになって何が悪い?
官能リレー小説 - 学園物

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最上位が底辺を好きになって何が悪い? 1

『コア・フォー』

かつて潤沢な資金力でハイレベルの選手を掻き集め『悪の帝国』と呼ばれた野球チームがアメリカにあった。その中心となったのは4人の生え抜き選手であり、彼らはそのように呼ばれていた。



うちのクラスの女子は非常にレベルが高い。
成績に関しても可愛さに関しても当代ナンバーワンと呼べるレベルにあると思う。
その頂点には『コア・フォー』とも呼べるような4人が君臨している。

「あの……まりあさん」
「はい何かなぁ秀くん」
「そろそろヤバいんだけど」
「遠慮することない、出したきゃ出しちゃえ!」

僕ー松木秀人の男の象徴たるモノを一生懸命にシコシコしている美少女ー伊部麻里安。昔からよく知る幼なじみの彼女が、その4人の中のひとり。

それだけならいいんだ、それだけなら。

「松木くんのでっかいよね」
「凄い凄い、運動部の子より絶対おっきい」
「ねーまりあー、私の分も取っといてくれるぅ?」

麻里安の後ろで3人の美少女が僕らの様子をまじまじと見ているのだ。
しかも一番最後に不穏過ぎる発言を聞いた。

志田恵令奈。細田夕映。塀内杏奈。
麻里安とともに、クラスの中心たる美少女たち。

清楚なお嬢様風な恵令奈、真面目な優等生っぽい夕映、少々ギャル系な杏奈。
それに親しみやすさのある麻里安と、四者四様ともいえる性格と外見。
そんなクラスのトップに立つ美少女が僕の股間に群がるなんて想像できるだろうか。

僕は、クラスの中でも底辺の人間なのに。

「ふふっ、秀くんのヌルヌルしてきた!」
「ちょ、それ、もう出ちゃうんじゃ!?」

「ああ・・・・・・きもちいいよ・・・・・・」
「ビクビクしてきた。かわいー」
「出るっ!!」

僕の男が跳ね、精液を迸らせる。
何度も、何度も、びゅっく、びゅっくと。

「本当だったんだ・・・・・・・」
「すっごーい」

麻里安の顔に、胸に、僕の精液がふりかかり、コバルトブルーに染め上げていく。
四人とも感心してくれてるけど、正直複雑な気持ちだ。
スクールカースト上位の奴らに、この体質を知られてしまったのは二週間前。
前から僕をいじめていた奴らの前で、僕はオナニーさせられた。
僕の精液を集めて、麻里安、恵令奈、夕映、杏奈に飲ませ、僕のイタズラという事にして陥れようとした。
でも・・・・・・

「おいしい・・・・・・ブルーベリーみたい」

知らずに精液を飲まされた麻里安達4人は、僕の精液の味をこう評した。
それからだ。彼女達が僕に好意を抱くようになったのは。
『コア・フォー』が味方になってくれたのは実に心強いもので、僕の代わりにカースト上位の連中に復讐してくれた。
レギュラー選手のはずなのに階段から転落したり、優等生の教科書とノートが綺麗サッパリ消えた上に逆に鞄から女子の下着が出てきたり、チアガールやダンス部の女子が援助交際の疑いなどのスキャンダルが発生する。権威や学校への貢献を台無しにする執拗で陰湿なのも女子ならではだろう。
信じがたいことに僕の精液の味や匂いが彼女たちを従順な牝に変え、その『コア・フォー』が各自の派閥を動員した暗闘で秩序や構造を変えた。
恵令奈と夕映は教師に物が言いやすかったり生徒会に影響力があるので、僕に部活を作るように頼んできた。
本当は帰宅部が気楽でいいけど、色々恩恵があると懇願されたのでボードゲーム同好会なんかどうかなと言った次の日には部室も確保されていた。要するにヤリ部屋らしい。

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