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君の人生、変えてあげる〜第2部〜
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる〜第2部〜 9

 そして、みさちゃんがノックして扉を開ける。
 「拓真君、みどりさん、ようこそ生徒会本部へ」
 会長さんが立ち上がって迎えてくれた。その後、みさちゃんと目で会話した様子で、みさちゃんは「じゃあまた明日」と去る。

「さあさあ、みんな揃ってるから、座って」
会長さん―相木純さんが、みどりちゃんと僕を中に招く。
すでに佳奈さん、景さん、榊原小春先輩、小山内祐紀先輩…新生徒会のメンバーがそろっていた。
みんなにこやかな表情で僕たちを迎えてくれた。

「好きな場所に座ってね〜」

僕は少しでも落ち着くことができるかな、と思い景さんの隣に座らせてもらう。

 「ようこそ」
 景さんは僕だけに聞こえる小声でそうささやいた。
 そうして純さんは話し始める。
 「初対面の人もいるから、まず簡単に自己紹介…名前と学年くらい…では、私から。相木純。二年生、生徒会長…じゃあ、時計回りで」
純さんがそう言うと隣にいた小山内先輩が「私?」と自分に指差して言った。純さんが頷いて促す。

「ええと、小山内祐紀、2年生です。よろしく」

「はいはい、書記の根本郁です。2年ですー」
「同じく2年の宮内麻耶。会計だ。よろしくな」

純さんとともに引き続き役員を務める2人。あまり交流がない。

「榊原小春、2年です。よろしくお願いします」
「湯沢春香…2年」

秋ちゃんのお姉さん、相変わらず言葉少なだ。

 「磯村佳奈です。2年生です。よろしく、お願いします」
 佳奈さんも少し緊張しているようだ。
 「室田みどりです。1年生です、よろしくお願いしますぅ」
 みどりちゃんが頭を下げる。
 ついに僕。みんなの視線が集まっているような気がする。

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