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君の人生、変えてあげる〜第2部〜
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる〜第2部〜 57


「んぁ、あああっ!!!凄い凄い凄いっ!!!!」
そのまま深く深く、ひたすら腰を海里ちゃんの奥めがけて打ち込み続ける。
海里ちゃんの両手が僕の背中に回り、力がグッと込められた。

「気持ちいいっ!気持ちいいぃぃっ!!!!たっくん、たっくん、あぁあああ〜〜〜〜」

海里ちゃんの絶叫。
周りを気にすることもなく、ただひたすらに海里ちゃんを愛した。

 僕も、海里ちゃんの絶叫に応えて、
 「海里ちゃん、海里ちゃん、いい、気持ちいいよぉ…」といつしか自然に口から出ていた。
 そして数え切れないほどキスしながら、もう海里ちやんの声も出なくなった頃、僕は海里ちやんの中に、発射していった。

幸せそうな顔して意識を手放した海里ちゃん。
それと同時に僕も力尽きる…ところで、何とか踏みとどまった。

「完走」

綾ちゃんが短く言う。

「ありがと、たっくん」

続けて有佳ちゃん。

「たっくんはやっぱり、みんなのたっくんなんだね」

由佳里ちゃんが言う。
素直に、嬉しかった。

 その後は、軽く服を着て、校舎外の、最初のうちに胡桃ちゃんと浴びたところのシャワーにみんなで行った。
 もう日も暮れようというところ。あたりにはまったく人はいなかった。ブースに分かれたシャワーだが、みな扉を閉めずに、僕は一人一人のブースに順に入って一緒に洗い合い、またキスしたりした。

 そうして制服に戻って、校門で、じゃあまた、とみんなと別れる。

 帰ったら、夕食が普段よりやや豪華だった。
 「拓真」
 母さんが、改まって言った。
 「え、何?」
 「明日の晩から、出張に行くの」
 その後出てきた地名は、飛行機で行くような場所だった。
 「どのくらい?」
 「最短で一週間。延長もありそう」
 「え…」
 「でも、拓真、いっぱい、お友達できたから、母さんしばらくいなくても、大丈夫だよね」
母さんはニッコリ笑ってそう言う。

「えーっと、それって」
「ふふ、毎日楽しそうだもの。心配はしてないわよ。家に来てもらっても、誰かのところに泊まりに行っても、それは拓真の好きにしたらいいわ。家の戸締りだけはきちんとしてね」
「うん、わかった」

夕食を食べ終えて、自分の部屋に籠る。
母さんの出張の話は、突然でびっくりしたけど…

机の上のスマホを手に取り、クラスの子数人に、相談のメッセージを送った。

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