君の人生、変えてあげる〜第2部〜 56
そうして海里ちゃんは、うつぶせで上半身を少し持ち上げたような体制になり、両胸で僕の、再び立ちあがり始めたモノを挟んだ。
「あっ…」
僕は思わず声を出してしまった。
「これできる人は少ないでしょ」
海里ちゃんは小声で言った。
僕のモノは速やかに臨戦態勢に戻っていった。
「ふふっ、凄い凄い。たっくんのもう元気になってきたよぉ」
海里ちゃんの楽しそうな声。
僕はゆっくり身体を起こす。
「今度は僕の番だね」
「たっくん、あっ、きゃんっ」
さっきまで僕のモノを挟んでいた海里ちゃんの乳房を掴み、むしゃぶりついた。
「きゃあん、いぃ…」
僕達は絡み合う中、いつしか、海里ちゃんが下に、僕が上になっていた。
そうして、どちらから言うわけでもなく、自然に、僕のモノは海里ちゃんの中に入っていく。
「たっくん…ほんと、いつも、ありがとう…」
いつも見せる元気いっぱいの海里ちゃんもいい。
こういうときに見せる海里ちゃんの表情も、いい。
「好き…」
小さく言う海里ちゃんに、唇を重ねながら海里ちゃんのナカに腰を押し進めていく。
「ふああああああっ……凄い、たっくんが奥まで挿入ってくるうっ…」
「海里ちゃん…いぃ」
僕は、海里ちゃんだけに聞こえるよう、小さい声で囁いた。
「うれしい…」
海里ちゃんはますます顔をくしゃくしゃにして喜んでくれる。
僕は、改めて体全体で海里ちゃんに密着し、これ以上ないくらいに深く結合してしばらくとどまった後、少しずつ腰を動かし、だんだん速度を上げていく。