君の人生、変えてあげる〜第2部〜 45
あぁ、そうだったな…と心の中で考えた。
僕と、もっと深い仲になりたいと考えてる人は、どのくらいいるかはわからないけど、今度は僕もそういうことを考えていかないといけないんだ、と改めて思う。
「綾ちゃんは…」
「えっと、ごめん。飲んでない」
「そっか。じゃあ」
海里ちゃんからスキンを一つもらう。そして装着する。
「綾ちゃん、いいかな」
有佳ちゃんと奈緒ちゃんがいつの間にかマットを持ってきてくれていた。
「じゃあ、綾ちゃん、横になって」
綾ちゃんは、おずおずとマットの上に乗り、横になって、脚を閉じて気を付けのような姿勢になっていった。
普段冷静で表情一つ変えない(それが若干怖いと思える時もある)綾ちゃんが、ガチガチに緊張してるだろう姿を見て、僕はかえって落ち着けた気がした。
「綾ちゃん、リラックスして」
「う、うん」
「あとは僕に任せてほしい」
そう言いながら、綾ちゃんの細くて真っ白な脚をゆっくり開いていく。
スカートがある状態で、というのは、目指す場所が見えないが、それでもめくったりするのはやめた方がいいと思った。そして、めくらない方が、ますますドキドキする。
そうして僕は、綾ちゃんを不安にしないようにゆっくりと綾ちゃんに覆い被さっていった。
そして、手探りで、目指す場所へと、それを進めていく。
先端にコツンと、壁のようなものに差し掛かる。
ゆっくり押し進めながら、綾ちゃんの大事なその部分をこじ開けていく。
「いくよ」
「……うん」
力を入れなおす。
ズブッ、と勢い良く腰を沈める。
「……ぅ、ぅうぅっ!!!!」
綾ちゃんが瞳をギュッと閉じ、苦悶の表情を浮かべる。