君の人生、変えてあげる〜第2部〜 44
綾ちゃんは慣れない手つきで僕のベルトを外し、ボタンも外してファスナーを下ろした。
そして、綾ちゃんはトランクスも含め一気に下ろした。
僕の下半身のモノが、飛び出る。
「ここに、触れると、いいって、勉強した」
綾ちゃんは僕のその部分の皮を剥いて、その先端を露出させた。
「そしてそのまま、この手で握って、扱く」
綾ちゃんが独り言のように言うと、その通りゆっくりと上下に動かして行く。
「たっくん…どうかな」
「もっと、続けて」
もちろん気持ちいい。それ以上に綾ちゃんにこういうことをしてもらっているという事実に興奮している。
ほかの4人の僕たちへの、というか僕の握られているものと綾ちゃんの手への視線を感じている。
僕は、引き続き綾ちゃんの胸と下半身への攻めのスピードを落とさずに続けている。
綾ちゃんも手の動きを続けているが、どんどんと顔は赤く、息は荒くなっていく。
「実は、ここから、よくわからない…どうやって…その、セックスに移っていくのか」
綾ちゃんは、引き続き独り言のようにそんなようなことを言う。
「それなら、僕に任せて」
「ん、あっ」
綾ちゃんの頬をそっと撫でながら、耳元で囁く。
「これが、私の…」
「そう、綾ちゃんの中に。僕らがひとつになる為に必要なこと」
「たっくん、つける?」
海里ちゃんが僕にスキンのパッケージを見せてくれた。
「あ…」
僕は、その配慮を忘れていた。
「保健室で薬配ってて、っていう話聞いてから、忘れていたよ」
「うん、たっくんと、セックスする可能性のある、って思った子は、避妊薬飲んでるけどね、今回、一気に可能性…女子側から見て…広がったから、飲んでない子もいる。だから、それは、考えてあげて」