君の人生、変えてあげる〜第2部〜 43
また顔が近づく。
「たっくん、もう一回」
「うん」
再びのキス。
今度は苦しませないよう、甘く。啄むように何度も軽く重ねる。
そうしているうちに綾ちゃんの制服の中に手を忍び込ませ肌を直に触る。
……綾ちゃん、下着をつけていない。
綾ちゃんの下半身のほうにももう片方の手を進めていく。
こっちも、やっぱり下着は無かった。
僕は両手の指で、右手では胸の突起を、左手では下半身の突起を、触れ続けた。
「ふあぁ、これ、こんな感じるんだ…」
普段は表情があまり変わらない、クールな印象の綾ちゃんが、頬をほのかに赤く染めて甘い声を上げる。そんな姿がいい。もっと気持ち良くさせてあげたい。
「綾ちゃん、どう?」
「いい……すごく、いい…こんな、気持ちいい、なんて…」
指先にクチュ、と潤いを感じる。
僕は、綾ちゃんの上半身も下半身も、攻め続ける。
「ああぁ…みんな…こんな気持ちいいこと、してたんだね…」
綾ちゃんは目を閉じてうっとりした表情を続ける。下半身からはどんどん液が漏れだす。
「ねえ、」
不意に目を開けた綾ちゃんは、僕の下半身に視線を向ける。
「たっくんにも、気持ちよくなって、もらいたい…そこ、触っても、いいのかな…」
「ああ、もちろん」
綾ちゃんの細くしなやかな指がズボンの上から膨れ上がった股間を擦る。
少し緊張して震えている。
指先が当たると、こちらも反応を隠せない。
「本当に、こうなるんだ」
「もっと見たい?」
綾ちゃんはこくりと小さく頷いた。
「じゃあ、脱がしてくれる?」