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君の人生、変えてあげる〜第2部〜
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる〜第2部〜 38

 しばらくの沈黙のあと、飛鳥ちゃんが拍手を始めた。そして、だんだん広がり、クラスの女子全員が拍手した。
 佐智子先生、同じ生徒のように顔を赤らめる。

 「それで…私は、たっくんとヤったのは、一回じゃなくて…」
 海里ちゃんは続けて、僕とヤった何回かのことを話していった。
 「…正直、私も、もっとたっくんとヤりたいと、思うよ。でも。さっき先生に言ったみたいに、クラスのみんなにも、他のクラスの人にも、先輩にも、他の先生にも、いっぱい、してほしい、って、思ってる」

「それは私も同じ。ただ、いきなりそういう事に持っていくのはアレだから、他のクラスや先輩方、先生方とお話する機会ももっとあったらいいなと思ってる」
飛鳥ちゃんが言う。

「先生の場合は、相手によってはよく考えて、あまりそういう意識を持たない方がいい人も多いかも………菜々子さんや私だったら全然いつでもOKだけど、新婚の七世さんとかはね…」
佐智子先生が続けて言う。
少し教室内が騒ついた。

 そうか、七世先生は新婚だった。ちょっと忘れていた。それは、そういう目で見ない方がいいな。
 そして、比較的年上の先生方もいる。でも、知ってるなかでは年上と言っても、理事長はじめ、母さんの年代くらい…母さんの年代くらいだったら…全然圏内…いや、そういうことは考えない方が、と今言われたばかりだ。

佐智子先生が話を続ける。
「そうだな…たっくんだったら心配はしてないけど、やりたくなった、って言って欲望のままに無理やり女の子に事を迫っちゃダメ、だよ」
「はい。それはわかってます」
僕だってそんな風にしてまでするつもりはない。

「でも、がっついてくるたっくんってのもいいかも?」
とは海里ちゃん。
「激しくされるのは好き…だな」
小声で呟く由佳里ちゃん。
「ふふ、ヤル気になったたっくん、凄かったよ?」
奈緒ちゃん…

 飛鳥ちゃんが続ける。
 「そう、いままでのこと、聞いていると、酒本くん、受け身のことが、多かったように思う。もっと…セックスしたくなったら、セックスしたい、って、言っていいと思う。私たちも、体調的に断りたいときは断るし。だから、遠慮しないで言ってくれていいと思う。逆に、酒本くんも、私たちが、セックスしたい、って言っても、体調的に断りたいこともあるでしょ」

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