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君の人生、変えてあげる〜第2部〜
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる〜第2部〜 3

 そのつぶやきは、もちろん海里ちゃんにも届いた。
 「なら、飛鳥さんも、同じようにしたらいいんじゃない?」
 海里ちゃんは、僕を押して飛鳥ちゃんの隣に来させた。
 「ちょっとぉ、私、そんなこと、言った?」
飛鳥ちゃんはちょっと不服そうな顔をしている。
そういえば昨日、飛鳥ちゃんは僕と、みんなとの関係について今度話し合おう、みたいなことを言っていた。

「アス、例の話し合い、いつする?」
胡桃ちゃんが尋ねる。
「うん、ホントなら今日にでも、と思ったけどまだいろいろ整理してないし…たっくんは」

「僕はみんなと仲良くありたい」
率直な気持ち。

 「うん、私も、昨日言ったけど、たっくんには、1組みんなの、彼氏で、ずっと、いてほしい」
 飛鳥ちゃんをよく見ると微妙に僕を見ていなかった。もしかすると、これは委員長としての公式の言葉で、本音ではないのかも知れない。
 飛鳥ちゃんはさっき問いかけた胡桃ちゃんの方を見て言った。
「…話し合い…うーん、早ければ、土曜の四時間目の総合の時間を取ってもらおうか」
「いつでもいいよ、できるだけ早くに話し合えたらいいと思う」
「でも、たっくんにそういう感情を抱いてる人って、他のクラスにも、学年にもいるんじゃないかな」
「その人たちへの説明はまた後日…になるかなぁ」

飛鳥ちゃん、胡桃ちゃん、海里ちゃんのやりとりを聞いているうちに、勝代さんや景さんの顔が浮かぶ。

 そう考えて、関係を話し合う、ってどういう風になるのだろう…みんなと仲良く、ではだめなのだろうか?
 僕はいろいろ回想した。
 宿泊研修の時のように「今日は誰と、明日は誰と…」みたいに、くじとかひいて決めるのだろうか?それって、どうなんだろう??

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