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君の人生、変えてあげる〜第2部〜
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる〜第2部〜 18

景さんはそう言いながらも、しばらくお互い無言のまま交代してシャワーのお湯を浴びた。
そして身体を拭いて服を着てシャワー室から出る。

「早瀬さんと仲良いんですか?」
「んー、相木と仲が良いからね、その縁でよく喋るよ。基本明るくていい奴だしね」
「星野さんもそうだけど、最近人気が上がっているような」
「うん、だから忙しいみたいであんまり顔を見てなかった」

「あら、景ちゃん」
急に後ろから声をかけられてビックリした。穏やかな笑顔のお姉さんだった。
「どうも…ちょうど良かった。たっくん、この人が寮の管理人の矢野美雪さん」

 僕は改めてその管理人さんの全身を見た。確かに、第一印象で巨乳だということが伝わるのは間違いないと思った。
 「あ、景ちゃんがよく話していた、編入したイケメンってこの人なのね」
 「え、イケメンなんて…」
 「謙遜しなくていいのよ」

管理人さんはくすくすと笑っている。イケメンなんて言われたのは初めてだ。
「この寮の管理人をしてるの。景ちゃんも、よく笑ってよく喋るようになったのはあなたのおかげなのね」
「そ、それはっ」
今度は景さんがドギマギしだす。
確かに、初めて会った時の景さんは無表情がちょっと残念な美人だった。

「困ったことがあったら何でも言ってね」

 管理人さんはそう言って去っていった。
 「ほら、巨乳見とれてないで」
 「いや、別にそういうわけじゃ…」
 確かに目で追ってしまったのは否定しない。

 景さんと部屋に戻り、景さんに導かれて二人でベッドに並んで腰掛ける。
 「生徒会の、他の役員とは、まだあんまり交流ないかな?」
 

「そうですねえ…そこまでは…」
と、言いかけたところで、新たに僕とともに生徒会に加わった佳奈さんとの交流を思い出す。佳奈さんとは、確か…

「まあ少しずつ一緒に話したりしたらいいさ」
「はい、そうですね」
景さんには気付かれてはなかったようだ。

「宮下に振り回されたらちょっと大変かもね。でも悪い奴じゃないし運動部のこととかはアイツが一番知ってる」

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