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君の人生、変えてあげる〜第2部〜
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる〜第2部〜 11

 みどりちゃんが続ける。
 「聞いてるかもしれませんが、今回の選挙での公約で、男子が入らない区域を作ろうと提案するとかありました。だから、まだまだ学園側と話し合わないといけないのに先に男子が増えるのは、やはり避けた方がいいと思うのです」

みどりちゃんの言葉を受け、純さんは頷いた。

「その辺の話はこれから進めていく必要がある」
口を開いたのは景さんだ。
「新たに男子を受け入れるために様々なケースを考え時には実践していく必要もある。そのためには酒本くんにもいろいろ聞いて男子としての心理や意見をどんどん言ってもらいたい」
景さんは僕の方を見て、ニコッと微笑んだ。

 他に、特に純さんの提案に否定的な意見が出ることもなく、転入生の男子は来るとしても来年四月以降にしてほしいと学園側に要請する案は決まった。

 「今日、決めようと思ってたことはこれで終わり。あと、皆さんから何かある?聞いてみたいこととか」

とりあえず一緒にやっていくメンバーの方のことはわかったし、今後の議題はその都度決めて行くという。あまり肩肘張ることなくリラックスして臨めるのはいいことだと思った。

「基本的に全体会議は週一。急に時間を取る時には連絡するからね。何もなければ今日はこれで解散とします。ありがとう」

 「「ありがとうございました!!」」
 全員で挨拶して僕はかばんを手に取った。
 しかし、他の人の動きは一様ではなかった。
 景さんはかばんを手に取ったが、根本先輩は電気ポットでもう一度お湯を沸かし始めた。
 戸惑う僕たちに純さんが説明する。
 「仕事は終わりだけど、この後残ってしばらくしゃべっていく人もいるよ」

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