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学園ご意見所X
官能リレー小説 - 学園物

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学園ご意見所X 76

まあ、私としては大歓迎だから問題は全く無かったりする。

そして、散々膣内に注がれてお腹がぷっくり膨らむぐらいになった私。
その私の縛めを潤くんが解いてくれる。
潤くんの場合、空打ちしてからが本番と言うぐらい体力があるからまだまだだろうけど、ここでヤリ狂う訳にもいかない。
もう帰らなくてはいけない時間だ。

そして隣も静かになった気がするから、もうここに居る意味は無いかもしれない。
だけど、縛めを解かれた私は大きく伸びをしてから潤くんに抱きつきキス。
そして潤くんのぺ◯スを弄る。
無論続きをやろうと言う気じゃなく、気持ちいいセックスのお礼みたいなものだ。

「こつやってみて改めて思うんだけどね・・・今回の件は、お姉様方が可愛い少年を奪い合ってるんじゃなくて・・・三笠くんがバスケ部もバレー部も喰いまくって、それぞれが寵愛を競ってるんじゃないかって思ったんだけどね」

潤くんの推理。
でも何だかそれは妙な説得力があるような気がした。
それは、あの三笠くんを見る梅崎先輩の視線だ。

なんと言うか、先輩が三笠くんを飼っているというより、先輩たちが三笠くんにメロメロにされて総じて三笠くんの雌になってしまっている感。梅崎先輩も完全に堕とされてしまってる気さえあった。

「次はバレー部も当たってみよう」
「時間が時間だから、また明日だね」

今目の前にいる潤くんも、三笠くんみたいなオーラがあるよね、と心に思いながら、今日の仕事を終えて撤収するのであった。


帰り道。
薄暗くなった通学路を潤くんと歩く。
一杯可愛がって貰ってメスモードになってる私が潤くんに腕を絡めると、潤くんも少し赤くなりながらも喜んで応じてくれる。
こう言うのは幸せだ。

「潤くんもいいヤリチンになってきたね」
「それっていい事なのかなぁ・・・」
「いい事だと思う・・・だって沢山の女の子を幸せにできるんだから、いいに決まってるじゃない!」

私のそんな言葉にそうかなぁと言いながら考え込む潤くん。
そんな顔も可愛くていい。

「じゃあ、僕の推論が正しいとしたら・・・ヤリチン三笠くんのせいで何故争いが起きているのかなぁ・・・」

潤くんも色んな子とエッチはしているけど、女の子同士の争いは今の所無い。

「私は、翼と潤くんがエッチしてるのは嬉しいし、翼も同じみたいだから争いようが無いのよね」

そう言いながら私は、菊沢先生の一件を思い出す。
あの時もケイコ先生が暴走しかけていた憶えがある。

「いいヤリチンくんを独り占めするなんて勿体無いと思うんだけどね」
「そう思わない子が、どちらの部にも居るって事かもしれないよね」

世間一般からすればそうかと私は思い至る。
私も随分世間からズレてしまったが、基本は一対一のカップルなのだし、独占したいと思うのも普通なんだろう。
イケメン先生やら潤くんやら、いいヤリチンくんはみんなでシェアすべきって考えに染まってる私は、そのあたりの感覚からは随分離れている。

「三笠くんがテクやら心構えやらが未熟だから、女の子達が争ってる可能性もあるかも?」
「ああ、それは大きな可能性だよね」

私の考えに潤くんも同意。
つまり、私達の推論は三笠くんに何かが足りないと言う事なので、もう少し調べてみる必要があるようだ。

そんな話をしていたら、潤くんの足が止まる。
ここは、学校から駅への中間地点。
大きな公園がある道だ。

「うちの生徒が公園に入った気がするんだけど」

それ自体は珍しい事では無い。
この公園は小松台の生徒の憩いの場だ。
ただ、憩いを求めるには時間が少々遅い。

「デートがてら入ってみる?潤くん」
「そうだね」

私の言葉に潤くんが私の腰を抱いて引き寄せてくれる。
この辺りの対応はいつもイケメンだ。

「入ってったのって女の子?」
「うん、その隣は…ちょっと見えなかった」

公園の中へ。
外灯は部分的で、全体は薄暗い。
少し歩くと開けた場所にあたり、真ん中には大きな噴水がある。それを取り囲むようにベンチがあるのだけど…

「三笠っ、マジでここで…うぉっ!?」
「なーに?試合じゃ大胆なのに、こういうときは縮こまっちゃうわけ?」

三笠、という女の子は、三笠理央先輩。
あの三笠くんのお姉さんというわけだ。

この三笠先輩、我らが美少女四天王と同じクラスで割と顔も知ってる人なのだが、いつも愛華センパイにおちょくられてキレてる印象しかない。
……というか、愛華センパイはほとんどの運動部の人と仲が悪い。運動部で友好的に接してくれるのが霧香センパイのいる陸上部か、いろいろとゆるゆるなテニス部くらいしかない。

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