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学園ご意見所X
官能リレー小説 - 学園物

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学園ご意見所X 58

「あー、ですよねー」
「もちろんお供します!」
翼はノリノリである。私はまあ、皆さんが楽しければいっかなぁ、みたいな感じで。


というわけで金曜の授業後、校内の美人勢揃いで菊沢先生を呼び出す。誘い役は元アイドルの遥先生。私たちは愛華センパイがセッティングしたパーティー会場で待機する。

「ヒナはちゃんと勝負下着着けて来たんだね、いい子ね!」

そう言って私の短いスカートを捲って確かめたのはノリノリの翼。
彼女はギャル系の格好だけど、それがまた似合う。
因みに私はキャミソールにミニスカートと普段しないような露出。
多分私史上一番の露出だと思う。

「はあ、何か気が重いわ」

そう言って寄って来たのはアンリ先生。
アンリ先生もタイトなミニスカートでトップスはニットでボディラインが強調されている格好。
私としてはご馳走さまと言いたい。

「菊沢くんは苦手なタイプなのよねぇ」
「意外です、ああ言う年下の男の子を躾けて飼いならすタイプかと思ったのに」

翼の言葉はアンリ先生のイメージからならそうだ。
私はアンリ先生がガチな方のレズって知ってるから苦手意識も分からなくもない。

「戸松っちゃんの頼みを断る気は無いから来たけど・・・こころんとはるはるが乗り気なのがちょっとムカつくわ」
「あはは・・・」

どちらもアンリ先生の可愛い子猫ちゃん扱いだからなんだろうが、その2人は男の子も好きである。

こころ先生も遥先生も普段よりか露出の多めな格好。
そして、我らが美少女四天王はと言うと・・・

ギャル系衣装のピッタリハマる愛華センパイ。
一見控え目な服に見えながらボディラインを強調してる友梨奈センパイ。
お水のオネエさん的な格好がこれまた似合う梓センパイ。
ショートパンツとヘソ出しぴっちりのトップスで大胆露出の霧香センパイ。

つまり、やる気そのものの格好だ。

「欲望を刺激しやすい格好で菊沢先生の反応を見る・・・勿論、エッチな目で見てくるのもお触りもOKだけど本質はそこじゃない」
「欲望に身を任せ、女はべらしながらも数多くの女を幸せにできる器かどうかを見るって事ね」

霧香センパイと梓センパイの会話。
この2人もいい男は女が複数居て当然と思ってるタイプだ。

「自分勝手で無責任でも女の子を幸せにできるならOKって事ね」

友梨奈センパイの言葉を聞きながら私も思う。
私や翼にとって、イケメン先生と言うのは自分勝手で無責任だったけど、私達にとってはいい思い出が大半だ。

菊沢先生は、見た目もあのイケメン先生と被るところが多いと、私は翼と話していた。
まず何といってもイケメン。好青年。
ただあのイケメン先生と比べると若干頼りなく見え、そこまで神経図太くなさそうにも見える。
因みにまだ独身で、本命の彼女もいない模様。だから校内のあらゆる女を食い散らかしてるって見方もできるが。


「皆さん派手ですねえ」

そんな本日のターゲットがいよいよご登場。菊沢先生はまず誰を狙っているだろう。そして真っ先に彼にアタックを仕掛けるのは…

「菊沢先生、私達の集まりにようこそ!・・・さっ、とりあえず乾杯でもしましょ!」

最初にアプローチかけたのは遥先生。
アンリ先生やこころ先生もそうだが、新任の菊沢先生の先輩になるから話を切り出しやすいと言うのがあると思う。
そしてさりげなく私達の集まりと言う事で、この集まりがギャル系の女子会だと言うのをアピール。
この格好での不自然さも無いようにフォローしている訳だ。
ある種、世間慣れしている遥先生だからの話術なんだろう。

「じゃあ、失礼して」

グラスを手取り白い歯を覗かせる菊沢先生。
筋肉質な身体とよく日焼けした肌。
清潔感のある振る舞いは体育会系好青年と言った所。
だけど、若干私達に気圧されてる感がある。
ハメ撮りの様子からは手慣れたヤリチンにも見えるが、少し自信なげに見えるのは不思議な感じがする。

「では、乾杯っ!」

乾杯の音頭は愛華センパイ。
当然私達生徒はジュースである。

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