学園ご意見所X 55
その声にはレイプと言うものを憎み、それを無くそうとする決意と言うものを感じた気がしていた。
「オレも愛華もレイプするような男は死んでいいと思ってるし、そもそも男も嫌いではある・・・可愛いのを除いてな」
霧香センパイは兎も角、愛華センパイも男っ気ないからそっち方面かなと思ったけど、今の話なら納得できる。
「ただし、男にオモチャのように扱われ支配される事に喜びを感じるメスでもある」
そう言った霧香センパイは鍵の束を持つと私に言う。
「ヒナはオレ達の本性を知るべきだと思う・・・今日、ここに呼んだのはその為さ」
そう言った霧香センパイは付いてきてと言って部屋を出て行き、私もそれに従ったのだ。
霧香センパイの向かった先は寮の一回の一番奥。
倉庫と書かれた扉の鍵を開けて中に入る。
中に入るとすぐに下に降りる階段がある。
ここは地下室があるみたいだ。
その階段を降りてすぐの部屋の鍵を霧香センパイは開けて入って電気をつける。
そこはモニターの置かれた守衛室みたいな所だった。
「ヒナにはちょっとショッキングな映像が流れるけど、ここに居れば安全だ・・・見るのが辛ければ電源を切ってもいい」
そう言って霧香センパイは部屋を出て行こうとする。
「センパイ・・・」
「まっ、オレも出演者だ・・・ここで見てるといい」
そう言った霧香センパイが部屋を出て行く。
そして電源の入ったモニターは、コンクリートの殺風景な部屋を映していた。
私は椅子に座って何も無いその部屋を見ている。
すると、そこに全裸の愛華センパイと霧香センパイが並んで入ってくる。
こうして見ていると、2人が異母姉妹だと言うのが何となく分かるぐらい雰囲気が似ていた。
そして2人が入ると、ガラガラと奥の扉が開く。
そこから出てきた人を見た瞬間、私の口から自然と悲鳴が漏れた。
その人物は・・・
あの元用務員のおじさんだった。
「ぐふふ・・・こんな所に閉じ込めおったけど、女当てがってくれるなら最高じゃねーか!」
おじさんは高笑いする。
私はあれを思い出し身震いしていた。
でも愛華センパイも霧香センパイも微笑んでいた。
そして2人が言う。
「ご主人様っ・・・早くオチ◯ポを!」
「もうっ、ご主人様のチ◯ポが欲しくてたまりませんっ!」
信じられない事に2人が跪いておじさんに縋る。
それをニヤニヤと見下ろすおじさんは、2人の髪を鷲掴みにして顔を上げさせるが、その顔は恍惚としている。
「メスブタどもっ、今日もチ◯ポブチ混んでアヘアヘ言わせてやるからなっ!」
今日もって事は・・・
2人はおじさんをご主人様と呼んで何度もセックスしていたと言う事のようだ。
信じられない光景に愕然とするが、私は目を離せなかった。
髪を掴まれておじさんの下腹部に顔を持っていかれる2人だけど、2人は喜んで腕のように太い竿を舐め始める。
どう見ても喜んでやっている2人。
あの気高く強い2人が、おじさんの言う通りメスブタになりきっているように見えた。
「センパイ・・・」
見てはいけないものを見ている気分だ。
「ご主人様のオチ◯ポ、マナにくださいぃ」
「ご主人様っ、キリに最初にくださいっ!」
愛華センパイも霧香センパイも信じられないぐらい甘い声を出している。
表情も見たことがないぐらい蕩けきっている。
「今日はこっちからだ!」
おじさんは霧香センパイを突き飛ばし、愛華センパイに背中を向けさせる。
そして愛華センパイの尻をバチンと叩くと、愛華センパイは四つん這いになる。
そしてあの有り得ないサイズの巨根が愛華センパイを貫く。
「んあああっっっ!いいっ!」
愛華センパイからは悦びの声。
そして突き飛ばされた霧香センパイがおじさんに甘えるように抱きつく。
でもおじさんは私をレイプした時同様に、愛華センパイをガンガンと突いていく。
「いいか?!メスブタっ!俺のチ◯ポはいいかっ!!」
「いいっ!ご主人様のぉ!オチ◯ポッ!いいっ!」
愛華センパイからは悦びの声しか出ない。
そしておじさんは抱きつく霧香センパイの唇を強引に奪うが、霧香センパイもうっとりしている。
「センパイ…………」
それ以上言葉が出てこなかった。
モニターの前で繰り広げられる光景は、夢であってほしかった。
自然と頬を、涙が伝っていくのがわかった。
この元用務員のおじさんは、きっと断罪することができない、何か裏の事情があるのだろう。
だけどおいそれと野放しにすることはできない。だから学校の地下に監禁した。それに伴い、おじさんの性欲を満たすための犠牲が必要になった。その犠牲となったのが、愛華センパイと霧香センパイだと……
泣いた。
涙が止まらなかった。
下を向いたけど、センパイたちの嬌声は止まらなかった。