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学園ご意見所X
官能リレー小説 - 学園物

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学園ご意見所X 38

「まぁ、あれは若気の至りと言うか何と言うか・・・愛華と霧香がウザいからシメて輪姦してやろうとしたんだけど・・・あの2人ゴジラとかそっちのカテゴリーだわ」

命知らずよね梓ちゃんてと言う友梨奈センパイに全面的同意。
見てなくても何か結果が見えるような気がする。

「あっ、でも昔の梓ちゃんも可愛いと思うけどね」
「もういい大人だから、あれはやらないわよ・・・と言うか、霧香が怖い」

友梨奈センパイに対してげんなりとした表情でそう言う梓センパイ。
何とはあえて聞かないが、とことんやられたのは理解した。

「まっ、霧香にシメられたから真面目に高校生やってるあたしだけど、そう言う伝手は健在だから探っておくね」
「面白そうだけど、私は何の伝手も無いのよねえ・・・」

梓センパイは真面目を絵に書いた感じだったたけに予想外の話だったけど、何だかんだ言って四天王は仲がいいんだなあと感じた。
会話一つ一つを楽しそうにしているのが見ていていいなあなんて思ってしまう。


梓センパイが隣でスマホをいじるのを友梨奈センパイと一緒に見つめる。何か伝のある人に連絡を取っているのだろう。
そんなこちらの顔を見て、梓センパイはクスッと笑う。

「そうやって並んでるとヒナちゃんと友梨奈ってホント似てるわね」
「可愛い妹ですよ」
友梨奈センパイが抱きついてくる。いろいろと柔らかくてとても良い。

ガチャン

まったりしていたカウンセリングルームのドアが開く。

「疲れた。こころちゃんコーヒー」
「うちは喫茶店じゃないよぅ、まあ出すけど」
「ふふん、さすがこころちゃんわかってる〜、っていうか今日は人多いね、しかもヤバい子で」
「ヤバい先生に言われたくないです」

家庭科担当の平田遥先生。こころ先生とは同い年で仲良し。
以前の調査でなんと元アイドルだと判明、あっさり白状して私も仲良くなった。
アイドル辞めて教師になるのも凄いが、実はその正体は結構ギリギリなことをやってた地下アイドルらしい。

「そもそもあたしは姉達より真っ当に生きてますしー」
「ああ、そうよね・・・梓ちゃんのお姉ちゃんはレジェンドだからねぇ」

笑いながらコーヒーを受け取る遥先生。

「梓ちゃんのお姉ちゃんとは同級生でね・・・私も結構遊んでた方だけど、あの子は別格・・・人類皆穴兄弟を地で行ってたからねぇ」
「なんですかそのいかがわしい博愛精神的なのは・・・」

昔を思い出すように言う遥先生に思わずツッコミを入れてしまう。

「男子から目が合ったら喰われると恐れられたセックスモンスターね・・・今はAV業界でも男優殺しって言われてるらしいから、こんな人間めいた妹がいるのが驚きだわ!」
「いや、あたしん家人間だし・・・まぁ妖怪じみてるけど」

何か凄い話で乾いた笑いしか出ない。

「そういえば、遥先生は葛城先生の妹さん知ってる?」
「知ってるわよ・・・私が現役の頃よくステージで一緒だったから」

いきなり繋がってしまった。
何と言うかびっくりだ。

「割といいお乳してたから、際どい水着着せられてギター弾きながら歌ってたね」

遥先生が地下アイドルやってたのか大学時代だから数年前。
その頃にはもう売れないからそんな事までしていたんだろう。

「歌も雰囲気も売れる華やかさが無かったからね、彼女・・・まぁ私は華やかさもエロさも足らないから足を洗ったんだけどね!」

遥先生がコーヒー飲みながら笑う。
先生も更に過激なパフォーマンスをして、おっぱい丸出しやアソコ丸出しも当たり前だったと前に聞いた。
それでもアイドルと言うものにしがみつく子は沢山いたらしい。
多分、葛城先生の妹さんもそんな1人だったのかもしれない。

「不思議な人でね・・・歌は上手いけど心に響かなくてオドオドしてるかと思えば、たまに音程外す癖にパワフルで堂々としてたりするし・・・あの不安定さが無ければまともに活躍できたかもねぇ」

私達は思わず顔を見合わせてしまった。
もしかして・・・
もしかしたら、それはもしかするかもしれない。

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