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学園ご意見所X
官能リレー小説 - 学園物

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学園ご意見所X 27

友梨奈センパイとお母さんをひどい目に遭わせた虐めグループのリーダーとその親だが、突然、経営する会社を乗っ取られ、その後、親子共々警察に逮捕されたとのことだ。
他の一味の連中は皆、全裸で宙吊りにされ、その姿は全員実名を添えてSNSに投稿され、一人残らず警察に捕まったとのことだ。
愛華センパイが自分のお母さんに話したところ、いろいろ手を回してそうなったらしい。愛華センパイの実家の力をもってすれば、そんな事は訳ないらしい。

私の場合もレイプ犯の元用務員は警察に捕まったもののすぐ釈放され、アンリ先生と愛華センパイのお母さんとで内々に処理されたらしい。
これは被害が公になると影響が大きすぎる事と被害者を守る為で、公式的にはレイプ被害は無かった事になっている。
無論、過去被害に遭ったOG達も声を出していないし、上川さんや比江島さんもそうだ。

なので一応、私がレイプ被害に遭ったと言う話もあくまでも噂と言う扱いなのだ。
クラスでは遠巻きにされてる状況でも、これが虐めとかに発展しないのは愛華センパイ達、カースト最上位の人に私が可愛がられているからだろう。
でも、あからさまに虐められてはいないものの、嫉妬されてるのは嫌でも分かる。
男子より女子の方が私に冷淡なのは多分仕方がない事だ。

「ヒナちゃんは頑張ってるよ、本当に」
「友梨奈センパイにそう言われると申し訳ないですよー」

もっと辛い目に遭った筈のセンパイに言われると流石に気が引ける。
遠巻きにされようが嫉妬されようが、私は特に困っていないからだ。

「ほんと、ヒナちゃんは可愛いな」
「えへへ」

友梨奈センパイに抱きしめられて私はご満悦。
両方のおっぱいをある程度吸ったので、お乳の張りは落ち着いて、柔らかくしっとりとしたおっぱいが心地いい。

「ヒナちゃん、この後うちに来ない?」
「わーい、お邪魔します!」

友梨奈センパイの住まいは、センパイのお母さんが管理人をしているマンションにある。
このマンションのオーナーは愛華センパイの一族の人らしい。
家庭環境とか親子関係とか友梨奈センパイと私はよく似てる事もあって、センパイのお母さん共仲良くなった。
それだけじゃなく、お母さん同士も仲良くなったみたいで、付き合いが家族ぐるみになっている。
特に私のお母さんは離婚騒動で故郷の友人を無くし、こちらの数少ない友人も疎遠になったので、センパイのお母さんと親しく付き合って随分楽しみが増えたらしい。

平日のお昼時とか、愛華センパイのお母さんが大きなお家の庭でお茶会を開くのも日常のようで、うちのお母さんもよく通っている…というか、愛華センパイのお母さんが車走らせて家まで来たりするんだけど。

愛華センパイのお母さんはものすごい美人。
中身も含めてあぁ愛華センパイは完全にこの人によってできてるんだな、と思える。

「結衣佳ちゃんも亜希奈ちゃんも元気ですか?」
「うん、元気いっぱいだよ。元気すぎて困っちゃうぐらいだな」

どちらも3歳になる可愛い女の子で、友梨奈センパイの娘が亜希奈ちゃん。
結衣佳ちゃんはセンパイのお母さんである佳奈子さんの娘になる。

以前父親が誰であるか分からない子を産むのは不安じゃなかったか聞いた事があるけど、逃げれた時はもう堕胎できない程になっていた事と、子供には愛情しか感じなかったからみたい。
それに学校が無ければまだまだ沢山赤ちゃん産みたいって言ってるから、元々子供が好きなんだとは思う。
私もイケメン先生の赤ちゃん産みたいと本気で思っていた時期もあるし、潤くんならいいかもと思ったりもしたから、その気持ちは理解できた。

そんな話をしながらゲームセンターを出た私達。
友梨奈センパイの家までは数分の距離だ。
マンション入り口のオートロックを外し、エントランスに面した管理人室に入る。
ここがセンパイのお家である。

「あら、ヒナちゃんいらっしゃい」
「お邪魔します!」

出迎える佳奈子さんはまだ三十代の若いママ。
私のお母さんと同い年で、どちらも十代で結婚出産経験者だ。

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