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学園ご意見所X
官能リレー小説 - 学園物

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学園ご意見所X 22

「そんな何人も相手する人の事とか嫌にならなかったの?」

潤くんの問いは理解はできる。
イケメン先生のやってる事は浮気や不倫の類だし、生徒に手を出していると言う倫理的に駄目な事なのも分かっている。
でも、そんな単純なものではない。

「んー・・・私はいい思い出しか無かったから」

セックスの時だけであってもイケメン先生から愛される幸せを得れたし、お母さんとは理解し合えて仲良くなれた。
何より親友に出会えたのが大きい。
正直、今の苦労とか借金とかは幸せや満足を買えたと思えば安い気すらしている。

「何と言うか、男の度量よね・・・嫌いになれないのは」

一番可愛がって貰った翼だからの意見とは思わない。
私だってそう思うから。
先生は見た目だけじゃなく、中身もイケメンだったと思う。
違う目で見れば最低な男かもしれないけど、その最低すら魅力にしてしまうのは度量としか言いようがない。
あんまり潤くんは納得してないようだったけど、納得できないところが潤くんのいい所だろう。

「人間っ!やっぱり度量は必要よね!」

握りこぶしを作りながらそう言う愛華センパイはすっぽんぽん。
この人は平気でどこでも脱ぐタイプだが、ここは愛華センパイの部屋だ。
特に脱いだ所で問題ない。
それに愛華センパイの素晴らしい裸体を観れるのは役得とも言える。

「おっ、翼ちゃんはセンスいい下着ね」
「はい!いつ見られてもいいように臨戦態勢です!」

そして翼の服を剥ぎ取っていく愛華センパイだが、当然翼はノリノリである。
愛華センパイが言う通り、翼はスタイルいいから可愛い下着が似合う。
何よりセンスがあるから、さっちゃんやはーさんも下着選びは翼のアドバイスを聞いているぐらいだ。
だが、残念ながら私は対象外だ。
このおっぱいのせいで下着の選択肢が極端に少ないのだ。
また値段を考えると、更に選択の余地が無い。

「じゃあ、潤くんも脱いじゃおか!」
「えっ!・・・僕は・・・」

翼を脱がせた愛華センパイがそう言うと、潤くんは戸惑う。

まあ、コンプレックスがあるからだけど、愛華センパイは気にしていないと思う。

「私は、潤くんの身体が好き」

私は素直にそう言っておく。
正直、潤くんにハマっている自分がいる。

私の言葉に潤くんがおずおずと脱ぎ始めた。

「可愛いー!」
「綺麗よねぇ」

愛華センパイと翼からも潤くんの身体を見てそんな感想が漏れる。
そして露わになる潤くんの股間。
恥ずかしがりながらも、しっかりと晒す。

永久脱毛した下腹部。
決して剥けない包茎。
親指より少し大きい程度の小さな陰茎。
改めて見てもやっぱり小さい。

でも馬鹿にする人はいない。
愛華センパイは目を輝かせているし、翼もニコニコと見ている。

それどころか、翼は潤くんの側で座り、小さな陰嚢を手のひらにそっと乗せる。

「これでヒナを悦ばせて膣内出ししてくれたのね」

微笑む翼と戸惑う潤くん。
潤くんの知る女子とは翼は全く違うだろう。

「ありがとうね」

そう言い嬉しそうに陰茎に翼はキスする。
潤くんからは、あんっと女の子のような声が漏れた。

そのまま舌先で潤くんの先端をチロチロと舐めていく翼。
潤くんがなんとか我慢しようとギュッと瞳を閉じる。

「ふふ、可愛いわね…」
うっとり2人を見つめ、その模様を撮影する愛華センパイ。あー顔赤くしちゃって、その内鼻血出して倒れそうなんですが。

潤くんも気になるけど、翼も気になる。
翼がこうやって男の人と絡むのを初めて見るわけだから…どんな風にするのかすごく気になった。

翼は私達と絡む時は、SとMを使い分けたりする。
しかも駆け引きするように使い分けたりするから、私と絡む時も甘えモードだったり、攻めモードだったりを上手く使い分けたりする。
元々気遣いの上手い子だから、よく人を観察して振る舞える性格で、だからイケメン先生の本命になったんだと思う。

翼には潤くんの事を教えてる訳では無い。
それでどうするかと期待して見ていたら、翼は舌で陰茎だけでなく陰嚢まで舐めていく。
時折上目遣いで潤くんを伺いながら、舌だけでなく指の腹で撫でるように愛撫も合わせてくる。

「ふふ、ヒナを可愛がってくれたオチ◯チンにご奉仕するね」

もっとSに攻めるのかと思いきや、翼は尽くし奉仕系になっている。
そもそも中学時代はお嫁さんにしたいキャラだったし、私だって嫁に欲しいぐらい尽くし系なのだ。
つまり本来の翼の素の部分でやっていくみたいだ。

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