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学園ご意見所X
官能リレー小説 - 学園物

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学園ご意見所X 21

でも、何と言うか・・・

「で、何故こうなってるのですか?」

問うているのは私の状況。
今の私、おっぱいを放り出してる所。
確かに私と愛華センパイの間ではよくある事だが、このシチュエーションはちょっと無い。

「ヒナちゃんのおっぱい吸い放題って言ったら入ってくれたんだよ!」
「人のおっぱいで何て約束を・・・」

私の放り出したおっぱい。
右側を愛華センパイがワサワサと触り、左側は潤くんが吸い付いている。

「駄目、なの?・・・」
「だっ、駄目じゃないです!」

捨てられた子犬のような目で見られて駄目と言うのは私には出来ない。
可愛い過ぎていくらでも!と言いたくなる。
それを分かってこうしたんだろうな、愛華センパイは・・・

「揉み吸いだけじゃなく、セックスもOKよ!・・・私も混ざりたいし!」
「え・・・混ざるなら逞しい男の人の方が・・・」

相変わらず美少女は苦手みたいな潤くん。
私が抱けたとは言え、趣味嗜好性癖が簡単に変わる訳もない。

おっぱいに吸い付く姿は赤ん坊みたいで可愛くてずーっとお世話したくなる子なんだけど…

あの後潤くんに愛華センパイについて聞いてみたところ
「戸松さんは……すごく美人で僕にも優しくしてくれるんだけど、それがちょっと…江越さん瀬田さん紺野さん…みんないい人ってわかるんだけど…」

霧香センパイも頭の中はアレな人だしなぁ。
因みに潤くんから名前のあがった後2人、瀬田友梨奈センパイと紺野梓センパイは私のことも可愛がってくれる愛華センパイの親友であり、愛華センパイ、霧香センパイと共に美少女四天王なんて呼ばれている。

その4人の関係は、私や翼達4人の関係と似ている気もする。
親友であり、同志であるような強い絆・・・
私達との違いは、私達がイケメン先生を中心として出来たグループなのに対して、センパイ達の中心は間違い無く愛華センパイだ。
3人のセンパイと愛華センパイの絡みも見たが、アンリ先生の時と同じく3人共愛華センパイに可愛がられる方だったし、時折見せる愛華センパイへの視線は愛する人に対する視線のようだった。
私達4人も女同士で事に及ぶ事もしばしばあったが、割と私達の関係はそれに比べるとフラットだと思う。

まあ何にせよ、愛華センパイは性格がアレでも周囲を引きつけるカリスマ的なものが凄く大きい。
しかもエッチが上手いし、何よりも可愛がり慣れしている。
潤くんみたいにその可愛がり方が駄目と言う子の方が少数派だろう。

「所で・・・」

私のおっぱいをしゃぶる潤くんの頭を抱きながら、私はその愛華センパイを見る。

「ヒナちゃん、何かしら?」
「何故、翼までここに居るんですか」

因みにここは愛華センパイのお家。
私はレイプ事件以来、何度もお邪魔している場所だ。
学校のほぼ隣の大きなお屋敷で、私の以前の家も一戸建てだったが、それ幾つ分と言うぐらいに大きい。
愛華センパイのお部屋ですら、今の私の家ぐらいありそうな勢いで、愛華センパイの親友達は殆ど毎日誰かが来てる。
霧香センパイのパンツや私物が転がっていても何も言わない大らかさが愛華センパイらしさであるが、潤くんと翼はここは初めての筈だ。

しかし、初めてにしてしっかり寛いでいるのが翼である。
ニコニコと座っているが、この子はうちの家に初めて着た時もそうだったと思い出す。

「えっ、ヒナちゃんのカレシ見ない?って呼んだよ」
「はい!呼ばれました!」

因みに潤くんとエッチした事は話していた。
そしたら飴をくれたのだが、それも相変わらず謎だ。

「それに可愛くてエッチな子はチェックしてるわよ!」

ああ、成る程。
これを餌に勧誘しようと言うつもりらしい。

まあ愛華センパイと翼は経緯はどうであれ仲良し4人組の中心人物って言う共通点はあるし、何となく顔を合わせたらウマが合いそうだな、という感じはもっていた。

「仲良しの4人で一人の男と爛れた関係してたって、なかなかだよねぇ」
「あー、その話しちゃったのかぁ」
「別に引きずってないしね、それにセンパイってなんか話しやすいし」
「ふふふふ、可愛い奴め〜」

愛華センパイが翼の頭をナデナデしだす。
あ、羨まし……あぁ、翼に嫉妬しちゃう私って、なんか新鮮なような、うぅむ。

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