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学園ご意見所X
官能リレー小説 - 学園物

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学園ご意見所X 126

「あれだけかわいがられたらそうなるわね」

私の横でそう言いながらローストビーフを頬張るのはりっちゃん。
彼女は基本的に色気より食い気なのだが、羨ましい程スラっとした体型の上に長身。
特にハイレグのぼとの下のお御脚は頬ずりしたくなるぐらい綺麗。

「とことんヤラれちゃった感じ?」
「うん、最後は孕ませてって叫んでたぐらい」

多分トッコちゃんとりっちゃんも再戦でたっぷり可愛がられたのだと思うが、回復してガッツリ食べてる辺り回復力の差なんだろう。
勿論、可愛いが性獣たる潤くんも疲れた様子もなく三笠くんと笑顔で食べている。

因みに私もそうだけど、全員ビキニなのは昼間と変わらず。
遥先生を含む今日の料理当番はビキニにエプロンで準備していたみたいだ。
その当番の中で梓センパイが『そこは裸エプロンだろ』と今も裸エプロンのままなのだが、まぁこれは想定内だと思う。
松嶋先輩との仲はどうなんだろうかなと、そこは多少気にはなる。

「で・・・アンタ達はまだな訳?」

そんな梓センパイが酔ってないのに絡んでいる。

絡む相手はクロちゃんと玉川くんだ。

「みんなそこら中でヤリまくってるのに、アンタ達は何してんのさ!」

並んで真っ赤な顔で俯く2人。
処女と童貞らしいけど何だか可愛い。

「人の事より自分の事だよ梓ちゃん」

友梨奈センパイの冷静なツッコミ。
まあ、そうですよね。

「そうなんだよなぁ・・・梓チャンつれなくて!」

ニコニコしてそう言うのは松嶋センパイ。
裸エプロンの下の生乳を揉んでいるが、梓センパイは冷たい視線。

「アンタにはヤラせてるからそれでいいでしょ!」
「俺っちはヤルだけでなく梓チャンの愛が欲しい訳よ」

何だろう。
夫婦漫才を見ている感覚。
余りにノリの軽いヤリチン先輩を見て玉川くんとかクロちゃん引いてるし。

「アンタはセフレ6号とかでいい!」
「おっ!順位が上がってるじゃん!ラッキー!」

無駄にポジティブな松嶋先輩は見ているだけなら凄く楽しい。
因みに松嶋先輩は普通にモテるのに、梓センパイに拘る所がまた面白い。

とりあえず梓センパイは『このバカどうにかしてぇ!』何て言ってるが見なかった事にしておこう。

「霧香センパイはどうしたんですか?」
夕食時に一瞬姿を見ただけでまたどこかに消えたみたいな。
「この場に及んでもトレーニングかなぁ、ストイックだよね」
友梨奈センパイがしみじみと呟く。

「飯島くんと2人でセックスと言う名のトレーニングよね」
「あー、そっちか」
愛華センパイ、すっかり復活のご様子。

しっかりと食べて再戦に備えていると言った感じだ。

「そうだ、ヒナちゃん」
「はい、なんでしょう?」
「少し散歩しない?」
「勿論喜んで!」

愛華センパイの申し出で私と愛華センパイ2人だけで別荘から出て砂浜の方へ歩く。
外はすっかり日も落ち、満天の星空が広がっていた。

「うわぁ・・・」

思わずアホみたいに口をポカンと開けて空を見ていると、愛華センパイがクスクス笑う。

「うん、でも綺麗ね・・・ヒナちゃん程で無いけど」
「私なんて口説いてどうする気ですか・・・まあ、愛華センパイ程で無いけど綺麗です」

そう言い合ってお互いに笑い合う。
そして私達は指を絡め合って手を繋いで歩いた。

満天の星空の下で波音を聞きながらビキニ姿の愛華センパイと手を繋いで歩くとか、私にとって超絶ご褒美なんだけどと言う展開。
星明かりに照らされる愛華センパイのご機嫌な顔も凄く引き込まれる。

「ああ・・・私のヒナちゃんが可愛すぎて、直ぐにでも孕ませたいわ!」
「ムード無くなりますからやめてください」

ムード無関係のエロ発言は何時もの事だからサラッと流す。

決して爆乳ってわけじゃないんだけど背も結構高くてバランスの取れた身体で、桜庭先生や霧香センパイの血縁なんだなって感じる。
そんな愛華センパイと一緒だとどうしても自分がチンチクリンだと思ってしまうが、愛華センパイが私を可愛がってくれてるから負い目には感じない。

「愛華センパイ、とっても気持ち良さそうでしたよぉ」
「へぇえ、勝手に覗くとは感心しませんなぁ」
「愛華センパイが幸せなら私も幸せなんです!」
パイタッチしようとする愛華センパイの手をすり抜ける。そんな私を追いかける愛華センパイ。夜のビーチ、2人の鬼ごっこ。

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