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学園ご意見所X
官能リレー小説 - 学園物

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学園ご意見所X 120

そのまま私も絶頂。
でもそれで終わる訳は無く、私達は朝までそれぞれのパートナーに抱かれ続けたのだった。



夏休みもお盆前に突入して連日猛暑真っ盛り。
ちょくちょく集まる諜報部の部室には扇風機しかなくて暑さにダレる私だったが、目の前の愛華センパイは元気そのものだ。
正直羨ましい。

「夏と言ったら海よね!」
「あー・・・混まないなら最高ですよねぇ」

近場の海は混雑過ぎて疲れるレベル。
プールだって混雑する所ばかりで、はーさんやさっちゃんと翼の4人で行った時は人の波を泳ぐ感じだった。

「と言う事で合宿よ!」
「気持ちは分かりますが意味が分かりません」

愛華センパイの唐突過ぎる言動は何時もの事だ。
まぁ、だからと言って私に異存は無い。

「ちょっとした別荘とプライベートビーチを我が家で持ってるから、麗ちゃんにクルーザー出して貰うわ」

もうそれはあれですね。
合宿じゃなくて単なるセレブなリゾートと言う奴だ。


はい、てなわけで海です。
愛華センパイは合宿と言いましたが明らかにリゾートでまったり、ウハウハ、イチャイチャ……みたいな感じです。

愛華センパイ筆頭に四天王は全員集結、私は翼とノナちゃん、それに今回は唯ちゃんと伊瀬ちゃんを加えてみた。
先生方も桜庭先生はもちろんアンリ先生、こころ先生、遥先生の3人。保護者枠と言いながらしっかり満喫するつもりなのは見え見えだ。
当然というか潤くんと三笠くんも参加。そして…

「淳子さん、お仕事大丈夫なんですか?」
「この為に事務所に一週間オフをもらったもの!昨日までイタリアにいたけど疲れも時差ボケも吹っ飛んだわ!」

「それにね」

意味ありげに微笑む淳子さん。

「アンリくんがプロポーズ受け入れてくれたから、まずはここで発表しないといけないと思ったのよ」
「うわぁ!おめでとうございますっ!」
「でも、悪いけどアンリくんは私の側に居て貰うからあなた達から取っちゃう事になるけどね」

確かにアンリ先生がいなくなるのは残念だけど、それが寿退社なら大歓迎だ。
それに今の淳子さんなら同性愛をカミングアウトした所でダメージにならない気もしている。

そして意外なメンバーは、クロちゃんと玉川くんのコンビ。
何やら愛華センパイによると、中学時代から仲良い2人だからこの機会にくっつけたいみたいだ。
道中、霧香センパイと飯島先輩のラブラブぶりにクロちゃんも思う所あるみたいだったから上手くいきそうな気がする。

「で、アンタは何でいるの?」
「そりゃあ、我らがマナ様から梓ちゃんとオトせとのお告げがあったからだぞ」

そして松嶋先輩まで居る。
梓センパイは冷たい態度だが、やや動揺が見えるような気もしていた。

それから始めましてなのは、ノナちゃんのパートナーのお兄さんこと堺裕也さん。
かつては家庭教師だったけど、今は社会人になって起業した若社長みたいだ。
知性的で清潔感があって好感が持てる人みたいで、ノナちゃんが惚れるのも分かる気がする。

「始めまして、西浜さん・・・真優から聞いてるよ」
「こちらこそ、ノナちゃんから色々伺っています!」

喋り方も落ち着いていて好感度は高まるばかり。

「彼が君のパートナーなんだね?」
「はい、可愛いでしょ?」
「うん・・・でもいい男だね、彼は」

潤くんを見て目を細めた裕也さん。
初対面で潤くんをいい男と言われたのが何だか嬉しいものがあった。
確かにこんな会話をしていて思うのは、ノナちゃん家族が惚れるのも当然だろう。
機会があればノナちゃんが可愛がられている所も見たいぐらいだ。

「で・・・アタシ達もここに来ていいのか?」
「みんな美人揃いで場違い感が凄いんだけど・・・」

本人達は力仕事担当のつもりで来ているトッコちゃんとりっちゃん。
でも残念。
2人共、私の愛玩担当なのだ。

本人たちはそうは思わないかもしれないけど、2人だってレベルの高い美少女なのだ。
運動部だけあって健康的な小麦色の肌が眩しい。

「まあまあ、2人ともリゾートと海を楽しんでよ」

過去のことは忘れて仲良くなりたいからね。
それに私もヤラれてばっかだと身体がもたないし…

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