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学園ご意見所X
官能リレー小説 - 学園物

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学園ご意見所X 106

ゲームは得意だけど、スポーツはからっきしとか言っていた気がする。
無論、運動神経が悪い訳で無くて、大きなおっぱいが揺れ過ぎて運動したくない私と同類だ。

その友梨奈センパイは、今やお母さんと一緒に三笠くんに可愛がって貰ってるみたいだ。
話によると、愛華センパイから強く勧められてお母さんと一緒に三笠くんに抱かれたみたいだ。
それは、友梨奈センパイの事情的にどうしてもお母さんとセットになってしまうし、愛華センパイが友梨奈センパイを側で保護したいと言う意思なんだろう。
その辺りは霧香センパイとの強い絆や梓センパイとの友情とは別の感情があるのが分かる。
そんな友梨奈センパイも幸せ一杯の表情をしているから、愛華センパイの選択は間違いじゃないんだろう。

「翼とか梓センパイはウンチクが凄そうで・・・」
「分かる!・・・そう言う時は素直に霧ちゃんに聞けばいいと思うよ」

そうだろうなぁ・・・
こう言う時はイケメン霧香センパイが頼りになるんだろう。

「まあ初心者のお二人さんは素直にドルフィンズを応援してくれりゃいいからな?」

後ろから私と友梨奈センパイのおっぱいをタッチしながらイケメンボイスで語る霧香センパイ。ユニフォーム仕様のTシャツ姿ってガチなファンでしたか。

対戦カードはドルフィンズ対バイソンズで、このドーム球場はドルフィンズの本拠地。
桜花グループはドルフィンズとは関係が長いようだ。
そして聖來さんの彼氏もドルフィンズの選手。

そしてチームのお膝元の為に小松台でもドルフィンズファンが相当多いみたいだ。

「霧香っ!」

そんな中、シャキーンと自分で言いながら霧香センパイを指差す梓センパイ。

「今日こそはっ、我がバイソンズが勝つわっ!」

ああ、梓センパイはバイソンズファンなのね。
そう言われた霧香センパイはニヤニヤしている。

「無理だろ?主軸は怪我、エースは不在、しかも4連敗中でこの球場が苦手なバイソンズに勝ち目あるかい?」
「我がバイソンズにはっ、和製大砲大盛いるのよ!」

因みに後で霧香センパイに聞いたら、大盛選手はあの山本選手と同期でライバルだとか。
ただホームラン数は山本選手を大きく上回るものの、打率が相当低いらしく三振かホームランかのロマンしか無い選手だとか。

「今日こそは覚悟しなさいよっ!」
「しなさいよっ!」

翼も梓センパイに合わせて同じポーズ。
アンタもバイソンズファンだったのね。

「いいぜ賭けよう・・・勝った方がヒナとユリを一晩イカせ放題だ」
「いいね、それで手を打ちましょう」

何で私達・・・
思わず友梨奈センパイと顔を見合わす。

困ったことになった。
どっちが勝っても私と友梨奈センパイにメリットはないぞこれ。
一応周りに助け船を出してみても愛華センパイもアンリ先生も遥先生もこころ先生もニヤニヤ笑ってるだけで助けにならない。聖來さんに至っては面白い子たちだねーって呑気に言ってるし。

「さて、そう言ってるうちに真瀬淳子の始球式が始まるな」
「あっちゃん!頑張れー!」
今度はアンリ先生が前のめりだ。

アンリ先生の顔は親友を見ると言うより恋人を見る目みたいだった。
淳子さんは、高校在学中に芸能事務所のオーディショントップ通過で人気アイドルグループに加入。
加入して瞬く間にグループのセンターを務め、大人気に。
そしてグループ卒業後はソロ活動に入り、現在は歌手、女優として活躍している。
去年は歌手として栄誉ある賞を取り、今年は主演映画2つが続けてヒット。
次回の主演女優賞も当確と言われている時の人でもある。

アンリ先生にとっては、淳子さんがアンリ先生を百合の道に誘い、ドMに仕上げた張本人である。
アンリ先生の顔つきからして当時は相当可愛がられてぞっこんだったんだろう事は想像できるぐらいだ。

その淳子さんはドルフィンズのユニフォームを上着にボトムはショートパンツ。
すらっとした白い脚に見惚れてしまう。
流石は女優さんだ。

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