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学園ご意見所X
官能リレー小説 - 学園物

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学園ご意見所X 104

潤くんの上で腰を振る私。
周囲を見ると、桜庭先生はまだ尻を上げたまま、トッコちゃんとりっちゃんは呆けた顔でこちらを見ている。

それを見て、私は自然と笑みを漏らしてしまう。
セックスがいいものだと感じて貰いたい。
そう思いながらピストンを早める。

「いいっ、いいっ、潤くんっ、いいっ!」
「僕もっ、僕もいいっ、ひなたちゃんっ、いいよぉっ!」

下から伸びた手が私の両方のおっぱいを捏ねくり回す。
無造作に見えて的確。
潤くんの指が動く毎に、おっぱいから電流のような快感が脳天まで来る。
何時もながらとんでもなく上手い。

「もうっ、イクッ!イキそうなのぉっ!!」

私の叫びに潤くんは下から突き上げながらおっぱいをグニグニと揉む。
その快楽に私の頭が白く弾けた。

「僕もっ!出るっ!」

ドンと突き上げたと同時にお腹の中で感じる熱い奔流。
その瞬間、今度は白く弾けた頭の中がさらにスパークしたのだ。

「んひひぃいいぃぃぃっっっ!!」

股間からブシャと言う水音。
私は射精を受けると同時に絶頂し、潮まで噴いたようだ。

「ふひゃっ……」

朦朧とする意識に映るのは笑顔の潤くん。

「大好きだ、ヒナちゃん」
「私も……好き♪」



高校生活初めての夏休みがやってきた。
とはいっても私の夏休みはさほどいつもと変わらなかったりする。
翼と一緒に宿題やったり、愛華センパイのお家に行ったり、潤くんに可愛がられたり。
あぁ、夏休みの初日には翼がさっちゃんとはーさん呼んで一緒に遊んだな、とても楽しかった。


校内全体も夏休み前には白木さん一派の騒動のショックが抜けた感じで、いつもの日常が戻ってきた。
ノナちゃん・トッコちゃん・りっちゃんには2学期以降の編入についてネタばらし。ノナちゃんとはすっかり親友だしあとの2人ともうまくやっていけそうで、私としては嬉しい。

アンリ先生は一応表向きには自宅謹慎という扱いだが、学校側は何の落ち度もないアンリ先生に謝罪したうえで事実上の有給休暇になってるらしい。
遥先生が慰めてやろうとワイン持って襲撃しに行ったら返り討ちにされたとか。



7月終わりのある日、翼と一緒に夏休みの宿題を教えてもらうというまっとうな理由を掲げ桜庭先生のお宅を訪問すると、先生からあるお誘いを頂く。

「ドームで野球観戦しましょう」

と。
桜庭先生が招待チケットを見せてくれたが、その席というのが翼曰く最上級のVIP席。全面ガラス張りでファウルボールが飛んでくる危険はない。ディナーを楽しみながら野球観戦できる。それって本当に野球場?って感じだが。

「西浜さんに会わせたいゲストも招くつもりです」
「はぁ」

桜庭先生がそう言って2人の名前をあげた。
アンリ先生の親友で人気女優の真瀬淳子さん、こころ先生の親友の宇佐美聖來アナ。

私にとって因縁とも言える人達だ。
どうやら真瀬さんは始球式、宇佐美さんは婚約者の応援と、それぞれがその日ドームに居る理由があるのだとか。
しかも試合するチームの片方の親会社は桜花グループと深い縁があるようで、桜庭先生がお願いすれば簡単にVIP席が取れるみたいだ。

「それに・・・」

桜庭先生が頬を赤らめながら少しモジモジする。
その視線の先には同じく宿題をしにきた潤くんがいた。

「素晴らしい出会いをくれた西浜さんにお礼がしたくて・・・」

頬を赤らめた桜庭先生は、見事なまでにメスの顔。
ちょっとにやついてしまうぐらい、発情したメスになっている。

「愛華さんにはフラれてしまいましたし」
「愛華センパイはフリーダムだから仕方ないですよー」

フラれたと言うのは、愛華センパイにも同じ種で子供を生んで欲しいと言う事だと思う。
愛華センパイは多少迷走して元用務員をセフレのようにした時期もあったけど、いい感じで学園一の美少年をゲットしていた。
お姉さんである桜庭先生からすれば、嬉しい反面肩透かしだったのかもしれない。

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