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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 80

僕の心情を察したのか、エリさんは優しく僕を抱きしめてくれた。

「私はどこにもいかないわ…ずっとずっとレンくんのママよ」
「ママ…」
「レンくんのおかげでこのステージを再開することができたのよ。久しぶりにやり遂げることが出来てとても嬉しいわ」

微笑んで僕を抱きしめるエリさんがこうも言う。

「あの頃はこの仕事がどうとか考えて無かったけど・・・今はこの仕事が大好きだわ」

輝くような笑顔だ。
本当に楽しんでやっているんだろう。

「お姉ちゃんもユリも楽しんでやってるみたいのは、やっぱり血よね」
「エッチなママ達の血に・・・僕の血を混ぜれて嬉しいよ」

その言葉にエリさんは微笑みながらお腹に手を当てる。
そろそろ検査しなきゃと言っているが、僕もエリさんも妊娠を疑っていない。

「ママはレンくんの赤ちゃん、沢山産むわ」
「うん、ママに沢山産んで貰いたい」

僕とエリさんはキスを交わし、休憩室にあるベッドに僕は押し倒される。
お互い時間はそんなに無いが、ちょっと愛し合いたい気分だった。

「ああ・・・レンくんの可愛いオチ◯チン・・・」

僕のペ◯スを見て舌舐めずりするエリさん。
ちょっと桜野レイナの表情が見えるが、ルナに色々やられてるせいかSな振る舞いを受け入れてしまってる僕がいる。

「レンくんの可愛いオチ◯チン、どうしてほしいかしら?」
エリさんの顔はまだステージ上での桜野レイナが抜け切っていない感じがした。

「レイナ様と、エッチしたい」
「もう…レンくんは仕方のない子ね…でも私はレンくんが大好きよ…」
優しく、僕を抱きしめるエリさん。

桜野レイナは、ステージ上ではSの女王様だが、今のエリさんはレイナの顔を覗かしつつも甘いママの態度だ。
それはエリさんを抱く前のキリッとした印象と近い感じがするから、これが本来のエリさんなのかもしれない。

「ルナちゃんが取られるかもって必死なのね・・・」
「分かるの?」
「ええ・・・だって私はレンくんのママだもの」

手でゆっくりペ◯スをしごきながらそう言うエリさん。
エリさんに読心術の心得がある訳でないけど、まるで実の母親のように僕を理解してくれる。

「ルナ・・・最近、僕を女装させたりするんだ」
「ああ、ルナちゃんも自分が誰かに取られるんじゃないかと不安なのよ」

エリさんはルナが僕が離れていくのではなく、ルナ自身が取られると言う不安を抱えていると考えているみたいだ。
僕を女装させたりして支配しようとしているのは、その不安からなのだろうか・・・

「レンくんが可愛く居れば、ルナちゃんは安心すると思うわ」

ルナとさほど親しい訳でも喋る訳でも無いが、エリさんの言う事は的を得ている気はする。

ルナはエリさんたちのストリップ劇場の件から一時期冷え切った関係になりそうになったが、それもだいぶ持ち直してきたと思う。

「まあ、レンくんは今のレンくんでいればいいと思うの」
「そう、ですか」
「私たちも変わらないわ」

エリさんからその言葉を聞ければ、不思議と安心する。
そうして僕は、エリさんの運転する車で家に帰るのだった。

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