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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 1

夢を見た。
とても嫌な夢だった。悪夢と言ってもよかった。


「やっ、やめっ、やだ……うああああああああっ!!!!やめて、そんな、突かないでっ!!!いやっ、いやっ、いやっ!!!!!」

大男に、駅弁スタイルで突きまくられている憧れの先輩。

「そんなチンポなんかっ、全然気持ちよくなんかっ……あぁぅぅ、私を犯していいのはッ、レンくんだけなんだもんっ…うぅぅぁあっ!!!!」

巨根の優男にねちっこく責められる幼馴染。

「………………っっっ、い、た、い…………」

チャラ男の憎い隣のクラスの男に、処女を散らされる健気な後輩。

悪夢でしかない光景。
でも夢の中の僕はそれをただ見ていることしか出来ずに絶望するしかなかった。
みんな僕の大切な人なのに……


「夢か。夢でよかったのか。うん、よかったんだ…」
ここ最近で一番辛い朝だった。

高2になって少しして、こんな夢を見る機会が何度か訪れた。僕の身近にいる女の子が犯される夢。

「レンくん、起きた?入るね」
部屋のドアのノック音と共に聞こえた声。あの夢で犯されていた3人の中の一人、幼馴染の矢作ルナ。
北欧ハーフの美少女で金髪碧眼。そして日本人離れしたナイスバディ。

「今度の週末、レンくんとデートしたいなあって」
「うん……いいけど」
まだ夢の中のこともグルグル回っている。

「じゃあ、私準備とか時間かけるし……あとから行くから待ち合わせ場所は……」



デート当日は駅前の裸婦像の前で待ち合わせる。ひと目で分かる金髪をしばらく探すが、茶髪しか見つからない。
それから十分くらい待っていると、金髪に銅像の女性よりもダイナマイトボディの彼女が来る。
僕と目が合うと、ただでさえ背が高いのに手を上げて左右にふる。
「急に顔しかめてどうしたの?トイレ行きたい」
「違うよ、レンくん。手を振ったときにブラがずれちゃった。やっぱ、ストラップレスは良くなかったね」
「ルナ、大きいもんね」
「寄りたい所あるんだけ、いい?」
「うん」
ルナはランジェリーショップに行くと言い出した。ここまで自由なのも、両親が極端な個人主義というのが影響しているらしい。

「僕、中に入っていいのかな」
「レンくんは私のカレシだから、大丈夫!!」
ルナに腕を引かれ、ランジェリーショップをうろつく。
女性向けの店に男がいるのは、すごく心もとない。ルナが僕を彼氏だと言ってくれるのは、すごく嬉しいのだけど。

「胸が大きいと下着に困るよね」
「うん……オシャレなのはオーダーメードじゃないとないし。ユリさんも萌ちゃんも、そう言ってた」
「そう…」

ユリさんと萌ちゃん……あの夢でルナと一緒に犯されていた、大切な存在。

店が空いていたし、女性店長も豊満な上に大らかで優しいお姉さんという人物で、下着選びにレンも参加させられた。
しかし、ルナのサイズですぐ購入できるものとなると派手で大人っぽいものとなった。

「ねえ、デートプランは決まってるの?」
「遊園地です、チケットもあるし…」
「ダメよ、カレシ君。せっかく勝負下着が揃ったんだから、オトナの遊園地に直行でしょ」

最後は店長がチケットを引き取る代わりにスキンを渡されて店を出る。そして、アドバイスどおりに百均でサングラスを買って顔割れ対策をしてホテル街に入る。

「ごめんね、レン君。せっかちな流れになったみたいで」
「いいよ、いいよ。僕もルナの下着姿見てムラムラしてたし」

手近なラブホに入ると、レンはこれでルナを救えると感じた。しかし、彼は童貞だし、及び腰だった。彼女はそれを見抜き、ある提案をする。

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