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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 77

うっとりニコニコするルナが怖くてまたヒイと悲鳴が出た。

「ルナちゃん・・・レンちゃんのオチ◯チン、取らないであげて・・・」

ユウキもおっかなびっくりしながらおずおずとそう言う。
何か凄くピンチが危ない気分だ。

「ユウキちゃん」
「はっ、はいぃっ!」

ニコニコしてるのに超怖い。
ユウキも同じく目が泳いでる。

「私の可愛いレンにあんな事させないで」
「はいっ!反省して善処しますぅっ!!」

どこの言葉だとツッコミたい衝動をグッと押さえる。
そんな事言ったら後が怖い。

そして僕を抱きしめてくるルナ。
優しくてかなり怖い・・・

「レンはオシオキね」
「はいぃっ!」

ユウキに助けを求めるような視線を送るが、ユウキからはブンブンと首を横に振る拒否。
ちょっとした絶望感だ。

「お家に居る時は可愛い格好して貰うわ」

それならまだいい。
家の中だけなら女装もそこまで恥ずかしくない。
正直、あの寝取られた夢がキツくてルナに逆らうのが怖い自分がいる。

あの夢では僕が男として否定されたような扱いで、ルナが僕を捨てて男らしい男に跨り腰を振り最後にはアヘる…最初にルナが寝取られる夢を見て以来、久しぶりに精神的にクルものがあった夢だった。

「レン、お人形さんみたい。今度は私が手作りで可愛い服を作ろうかしら」

ちょっと心の中で泣きたい自分がいた。

そんな泣きたい僕にユウキがギュと抱きついてくる。

「まぁ、レンちゃん可愛いからいいじゃない!」
「・・・えぇっ?!」

僕の頭を撫でながらニタニタするユウキ。
僕はまたユウキをヒイヒイ泣かせてやるからなと心に誓うのだった。

とは言え、僕にこの件の対策は今の所無い。
ルナが寝取られるダメージに比べれば、女装ぐらいどうと言う事も無い。
正直、今思い出してもあれは吐きそうなぐらいショックだったのだ。
つまり、僕はルナにされるがままで次の夢で何かが変わるまでこのまま待つしか無かったのだ。


そんなこんなしてる間にストリップ劇場の再オープンの時期が近づいてきた。
かの有名な浅草の劇場なら座席数150余り、毎日営業の5回公演らしいけど、ここは50席余りの小さな劇場だ。
マリさん達3人しかいないからそれで充分なんだろうと思う。
料金設定は安めの三千円。
ユリさんが学校帰ってからだから公演は3回程度だろう。
それでも満員で1日45万。
40万ぐらいで推移し、土日に公演数を増やせば何とかなるが、借金や経費を考えるとスタッフを雇う余裕は全く無い。
一応、マリさん達がローテーションでスタッフ代わりをするのと、僕やユウキやエミちゃんが出来る限り裏方するので何とか対応せざるを得ない。
そんな感じで何とか再オープンまでこれた訳だから良しとするしかない。


「ふう・・・思ったよりお客さん入ったみたいだね」
「うん、凄いね」

裏の機械室から劇場内を見ると満員・・・
入り口でチケット売りしていたエリさんを知ってる人が多いみたいで常連客がいたのだろう。

因みに彼女達の芸名は桜野三姉妹と言う事にしてあり、マリさんが桜野シオン、エリさんが桜野レイナ、ユリさんが桜野マリナとしている。

照明や音楽の操作はこの機械室から行うけど、主にエミちゃんの仕事がこれだ。
最初はステージで全員での挨拶。
それが終わるとトップバッターはユリさんことマリナだ。

マリナはうちの学校のとは違うセーラー服。
その姿で音楽と共にダンスを始める。
セクシーな腰振りダンスだけど、下着は見えそうで見えないライン。
そしてスカートの下からまずショーツだけ取る。

取られたショーツをマリナが手に持ち目の前で軽くヒラヒラさせた後、頭上にパッと投げ捨て、再びセクシーなダンスを披露する。観客席からは歓声が上がった。

「上々、と言っていいのかな」
「この為にダンスのレッスンにも時間を割いたからね」

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