NTR危険予知能力 74
つまり、普段のエッチはユウキやユリさん達とする事になるのだが、家にルナがいるからお泊まりエッチができないのが難点だった。
なので僕は少し溜まり気味だった。
そしてもう一つの問題がユウキ。
うちに来て世話してくれるのは何時も通りだが、そこにはルナがいる訳である。
なので2人で張り合うように僕の甘やかし合戦になっている。
しかも僕が甘えないと2人には不興・・・
ルナは大事だし、ユウキは貴重な自宅でのエッチ要員だから、できれば不興は買いたく無い事情もある。
「はい、レン・・・あーんして」
「ルナちゃんばかりずるーい!ボクもするのっ!」
ルナの膝の上に抱かれて世話される僕。
その僕にユウキも身体を擦り付けて迫る。
2人に迫られ過ぎるのも問題だが、下手な事して2人を寝取られるなんて事は嫌だ。
なので僕は耐えるしかない。
いや、耐えなくても嬉しいんだけど、何かこれは違う。
「あのさ・・・もう少し普通に・・・」
「嫌よ」
ルナに即断されてしまう。
帰ってきてから不安なのか、ルナはずっとこうだ。
しばらく一緒に過ごせばルナの不安もなくなるのかな、と一応は楽観的に見てもいるのだが、この先どうなるのかはわからない。
「私に任せて」
お風呂上がりに髪のお手入れをしてくれるルナ。風呂の中ではユウキとダブルでの洗いっこだったのでこちらは大変だった。
僕を膝の上に置いて、女の子にする様に髪を丁寧に手入れしてくれるルナ。
「レンの髪は本当に綺麗よね」
「そうだよね、ボクより綺麗だと思う」
うっとりするルナとそれに同意するユウキ。
ルナはバスローブ姿だが、ユウキは素っ裸。
あんな調教したからこうなったのだが、何度もルナにちゃんと服着なさいと窘められている。
それでも脱ぐ辺りがユウキなのだが。
「男らしくなっては駄目よ、レン」
「そうだよね、レンちゃんは可愛い方がいいものね」
僕に男らしくして欲しくないルナと、それにたやすく同意するユウキ。
まあユウキに関しては後で男らしくヒイヒイ言わせてやるつもりだ。
「じゃあ、僕がルナに甘えまくって駄目人間になってもルナはいいの?」
そんな僕の問いにルナの顔は蕩ける。
それは見事な蕩け具合だ。
「そうなったら可愛がり放題じゃない!」
「そうだよね、ボクもたっぷりレンちゃんを可愛がれるから歓迎だよっ!」
駄目だこの2人何とかしないと・・・
余りに甘美過ぎる甘やかしだ。
男らしい男が苦手、だから僕には男らしい男にはならないで、という彼女たちの願いなのだからこのままの僕でいようとは思うのだが…ここまで甘やかされると人としてどうなのだろうと考える日々である。ユリさんたちも根本は同じなのでさらに困ることも…
僕がベッドに入るとルナも一緒になって入ってくる。
まるで抱き枕かという具合に僕に抱きつくルナ。
「あのさ、ルナ…」
「うん?」
「夏休みの間、向こうではどうだったのか、教えてほしいな」
「そうね・・・ママや近所の人達と沢山会って、色んな所に行ったりしたわ・・・」
ルナに抱きしめられ、頭を撫でられていると・・・
何だか気持ちよくなってきて、意識がすっと消えていくような感じだった。
意識が戻った僕だが、身体がふわふわした感じ・・・
自分の実態が無いようだった。
そんな僕の前で逞しい男と美女が裸で絡み合う。
男女共に何故かぼんやりして分からない。
分かっている事は逞しい大人の男で、ぺ◯スのサイズも桁違いに大きい事だけだった。
美女は積極的に男にキスし、そして嬉しそうに巨根を舐め回す。
舐め回して喜んで精液まで飲み、更には男に抱きついてぺ◯スの上に跨る。
「ああっ、太いのいいっ!・・・好きっ、好きよ!◯◯!」
ぼんやりとしか分からない男の名前もはっきりと聞き取れない。
だけど美女がその男を愛しているらしい事は分かる。
男に何度も好きと言いながら腰を振る美女。
蕩けるような熱い吐息は、相当感じているのが見て取れた。
男が何か言う、美女が微笑む。