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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 63

そんな風に僕が笑うとエリさんも笑い返す。

「レンくんみたいな息子がずっと欲しかったわ」
「こんなエッチな事をする息子でいいの?」

そう返しても、エリさんは艶やかな笑みを浮かべるばかりだった。

「そう・・・旦那と息子に調教されるダメなママになってしまいたかったかも・・・」

その艶やかな笑みはどこか挑発的ですらあった。
僕がそれに誘われるようにリモコンを強くすると、エリさんは身震いしながらなお艶やかに笑い続ける。

「レンくんの側に居ても、私どんどん駄目な女になっていくわ・・・」

ペロリと自分の唇を舐めるエリさん。
その仕草は股間が熱くなるぐらい煽情的だった。
公共の場所にそぐわな過ぎて、思わず周囲を気にしてしまう僕だった。

「もっと駄目な女になりたいわ」
「うん、僕が受け止めるからね」

ちょっと震える手でショッピングカートを引くエリさんの後ろから僕は支えるふりをしながらお尻をそっと撫で続けた。

「……ふぅ、ここまでこれた」
「よくできました」
レジでの会計も終わり、エリさんが大きなため息をついた。
周りの眼にもバレないよう耐える姿は、さすがと言っていいのか。

「レンくん、ご褒美くれる?」
「うん、でもどうしようか。ここのトイレに行くか、車に戻ってからか。それとも別荘まで…」

「あのね、この近くに私と旦那の思い出の場所があるの・・・色々話したい事があるし、そこまで行っていいかしら?」
「うん、任せるよ」

エリさんの言葉に同意した僕。
買ったものを車に積み込んで僕達は移動したのだ。


そこはショッピングセンターから別荘に向かう途中にあるダム湖。
そのダム湖を一望できる展望台の駐車場だった。

駐車場には車も無く閑散としていた。
そこに車を止めたエリさん。

「ここはね、旦那とのデートで私が初めてセックスした所・・・カーセックスだったわ」

どこか懐かしむ様子でエリさんが言う。

「そこから十数年、旦那の望む事は全てしてきたし・・・今だに彼の事が好きだわ」

どれだけ迷惑をかけられてもエリさんの気持ちは元旦那から離れなかったのだろう。
それは見ていても感じる。

「そして、今から5年前・・・旦那が死ぬ3年程前ね」

ここからが多分、夢にも繋がる話だと思う。
あの夢の川のシーンのエミちゃんの年齢はそれぐらいだったと思う。

「旦那の奴隷だと言う3人の女と初めて会ったの・・・旦那と共に事故死した女達だけど・・・」

夢で確かに居た。
その真相をエリさんが語ろうとしてくれてる。

「1人は私の母親と変わらない年齢で、後の2人は若かったわ・・・私とエミはここで奴隷になる事を誓い、若い2人と共に調教されたの・・・」

そう言って笑うエリさん。

「ストリッパーになる為に」

そうか、それで露出行為だったのか・・・
少し納得がいった。

「見せる事を快感になるように調教された私は、本当にそうなっていったわ・・・そして、ストリッパーとしてデビューして、それは旦那も喜ぶし、私も快感だしといい思い出だったわ」
「もしかして、旦那さんがストリッパーの子達と死んだから色々問題になったの?」
「まあ、それもあるわ・・・それぐらいで返せる借金額じゃないし、劇場は閉鎖せざるを得なくなるし、最初から計画的とは程遠い話だったみたいだしね」

何となく納得してきた。
僕が夢で気になった封筒は、もしかしたらこの話の伏線かもしれない。

「それでエリさん、今はどう?」
「ご覧の通り、見せたい気持ちが強い変態女よ」

クスッと僕に向かって笑みを見せると、はいているスカートの裾をめくりあげ、咥え込ませたバイブを見せつけるエリさん。

「取り返しのつかないところまで来ちゃったわ。でも、それが私だし、あの人の望んだ姿だったなら、それでいいの」
「その相手が僕でも?」
「今見せられるのはレンくんしかいないわ。もう、君だけが頼りなんだから」

エリさんに車から降りようかと提案する。
それに対し、エリさんはコクリと頷いた。

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