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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 59

「出していいわ!たっぷりっ、出してっ!」

その言葉を聞いて僕はエリさんの膣内で欲望を解き放った。
それを嬉しそうにエリさんは受け止めたのだ。


情事の後、そのまま水着を着直すエリさん。

「これだけ小さな水着だと、レンくんのが溢れ出そうだわ」

そう言いながら笑う顔はどこか嬉しそうにも見える。

「戻ってまた食べさせてあげるわ」
「うん、またお膝の上でね」

僕とエリさんは手を繋いで戻る。
多分、これでかなり僕達の関係は前に進んだ気がしていた。


戻るとみんな笑顔。
エリさんが席につくと、僕は当然のように膝の上に乗った。

「あら、エリ・・・凄くいい顔になったわ」
「うん、レンくんのお陰かな」

抱きしめ方が前より優しい。
顔つきも優しくなっている。

表情も、声色も、態度も優しくなったエリさんは、やっぱりマリさんの妹なんだなって思う。今の方がより似て見える。

「はい、あーん」
「うん…おいしい」
エリさんの僕に対する行為一つ一つに、躊躇いがなくなった。

「ねぇお姉ちゃん…私も、レンくんとの子供、作っていいのかしら…」

その言葉を言わせたのは大きい。
これで九割がた攻略したかもしれない一言なのだ。

「駄目って言ったら諦める?」

そしてマリさんは微笑みながらちょっと意地悪な言葉。
エリさんの顔は困って僕とマリさんを交互に見る。

「欲しい・・・私、赤ちゃんが欲しい・・・」
「なら、レンくんにどう言えばいいか分かるよね」

ニッコリ笑いながらも有無を言わせない迫力のマリさん。
まるでマリさんがエリさんをオトそうとしている気がしてくる程だ。

「レンくん・・・私、レンくんの赤ちゃんが産みたい・・・」

縋るような目付き。
エリさんの中にまだ元旦那の想いは残っているだろうけど、赤ちゃんを欲しい気持ちがそこからエリさんを解き放とうとしている感じだ。

「エリが僕の奴隷でいるなら・・・男の子だって産んでいいよ」

目を丸くしたエリさんだが、すぐに表情が蕩けていく。
エリさんもエミちゃんと同じく新しい主人を必要としているのだと思う。

「生まれた男の子も僕と一緒にエリを愛してあげるよ」
「んんんっ…」
エリさんに囁きながら蕩けっぱなしの顔を寄せキスをする。

「エミちゃんも弟欲しいだろ?」
「はい、エミは弟でも妹でも、家族が増えるのは大歓迎です!!」
満面の笑顔で答えるエミちゃん。

「エミの為にも、私頑張らないと…」
エリさんが大きく息しながらそう言った。

そんな風に楽しんだバーベキューは終わった。
後はみんなで片付けて機材をお持ち帰り。
そして洗って片付けて、全員そのままお風呂に・・・
全員が入ると手狭感は多少するが、それでも普通の住居より広いだけに十分なスペースだ。

さっきは水着を楽しんだが、今度は全裸を楽しむ時間だ。
僕が湯船の縁に腰掛けると、隣にユリさんが座ってきた。

お風呂だけに髪をアップにしたユリさんは、いつもより大人びて色っぽく見える。
その身に僕の子供を宿してるから余計に魅力的に感じるのかもしれない。
普段ならおっぱいに伸びそうな手も、自然とお腹の方に行ってしまう。

「よかったの?ユリさん」
「いい事しか無いわよ」

大学とか夢とか諦めて僕の子供を宿したユリさん。
だけど後悔なんて全く見えない。

「レンくんの赤ちゃんを産めるだけで幸せなのよ」

そんな風に微笑むユリさんの顔は、すでにママになっている気がした。

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