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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 56

しっかり唇を重ねるまでくっ付けて受け取ると、エリさんは僕をしっかり抱きしめてくる。

「ああ・・・もう、たまらない・・・」

上を向き身震いするエリさん。
僕を抱きしめる腕にかなり力が入っている。

「萌え死んだ?」
「確実に死んでますね」

ユウキとエミちゃんの楽しそうに会話する声が聞こえる。
そして僕達の隣でマリさんが次の肉を用意している。

「あら、私もやっていいかしらエリ?」
「お姉ちゃんはダメッ!」

真っ赤になって必死で言うエリさんが何だか可愛い。
多分、若い頃はこんな風にじゃれる仲の良い姉妹だったんだろう。
結婚や出産、家庭環境がこの2人を分けたけど、今は昔の姉妹の関係に戻っていく過程なのかもしれない。

再び肉を咥えて僕を見るエリさん。
瞳の光がハートに見えるぐらいの愛情たっぷりのママの目だ。
自分の母親がこんな母性の篭った目で見てくれたのはいつが最後だったかな・・・
多分小学生の後半からは、あの人は僕には冷たい目で、父以外の男を見る目は女だった気がする。

僕はエリさんに口を開けて見せる。
エリさんが食べさせてくれないと食べる事が出来ないとでも言うぐらいの気持ちで。
今度はそこにエリさんから近づけ、キスするように受け渡す。

「ふふ、あなたの旦那さんは母よりも女を求める人だったけど・・・レンくんと居ると母と女を両立できるわ」

マリさんはうっとりしながら僕達を見る。
そしてエリさんの顔は蕩けてきている。

僕はエリさんの胸に手をやり、ゆっくりと揉む。
スリングショットの胸の部分はエリさんの大きなおっぱいの大半を隠せずにいるが、ネックの部分で留められているから動いても一応はみ出る事はないだろう。
だけどこの出そうで出ないと言うのが興奮を誘ってくる。
しかも、エリさんの白い肌に黒い水着はよく似合ってると来ている。
うん、多分マリさんは僕を殺す気でエリさんにこれを着せたに違いない。

「ああ・・・レンくん・・・可愛すぎ」

エリさんの顔は蕩けて恍惚としていた。
僕は更に食べさせろとばかりに口を開く。

「もう、ちょっと待ってて、まだお肉焼けてないから…」
そう言ってエリさんは片手に持つ箸をグリルで焼かれる肉に伸ばすが、僕はそんなエリさんを制してその唇に吸い付く。

「んっ!?んんんんんんんーっ!?」

エリさんが思い切り驚きの顔で、瞳を見開いた。
立ち直ったばかりの顔がみるみるうちに再び紅潮していく。

「じゃあ、次はエリさんを食べようかな」

僕がそう言うと、マリさんが笑顔で言う。

「そうね、少しエリを食べてくるといいわ・・・あそこで」

マリさんが指で指し示す所は、くしくも大きな岩陰だったのだ。


僕に促されると、意外とすんなりと岩陰まで来るエリさん。
そして岩陰に入った瞬間、僕の頬を両手で押さえてキスしてくる。
僕より体格の大きいエリさんが覆い被さるように情熱的なキスをしてくる。
勿論、僕の非力な筋力では敵いそうに無い。

長い長いキスの後、口を離したエリさんの息が荒い。
そして自らグイッと胸の部分を開いておっぱいを露出させた。

「恥ずかしくない?、エリさん」
「恥ずかしく無い訳ではないわ・・・」

少し顔は赤いが夢の中のように羞恥に震える感じじゃない。
さっきの水着を見せた時の気恥ずかしい感じは今は消えているような気がする。
これは僕にセクシー水着を見せるのが恥ずかしかっただけで、野外露出にはさほど羞恥を感じなくなってるのかもしれない。
元旦那が女の人に仕込めと言ってたけど、もしかしたらそれで仕込まれた結果なのかもしれない。

「レンくんが可愛すぎて・・・レンくんが欲しくて・・・」

エリさんの瞳が潤んでいる。
そしてポロポロと涙が溢れる。

「男の子が産みたい・・・沢山男の子産んで、いっぱい甘えさせたいっ!」

ユリさんの話からもエリさんが息子が欲しかったのは聞いた。
元々子煩悩だし、沢山子供が欲しいタイプだったみたい・・・
もしかしたら男の子を欲しがるのは、旦那に調教されてしまったエミちゃんの存在があったからかもしれないと何となく思った。

「いいよ・・・男の子できるまで僕と子作りしようよ」
「したい・・・レンくんと子作りしたい・・・」

そう言うエリさんが抱きついてくる。
僕をおっぱいに包むようにしてだ。

「レンくんみたいな可愛い男の子っ!・・・沢山産みたいっ!」

そうなったらエリさんに甘えるライバルが増えて困るなあと思いながらも、男の子達に甘えさせるエリさんを見るのも楽しいかもしれないなんて考えてしまう。
とりあえずその為には、多少の謎解きとエリさんの完落ちが必須だろうと思う。

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