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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 49

無邪気に浴槽内で泳ぐユウキを見ていると、エミちゃんがこちらに肩を寄せてきた。

「幸せです…」
「ああ、エミちゃんにそう言ってもらえたら僕も嬉しい」
「私、ずっとお兄ちゃんと一緒にいたいです」
「もちろん」

エミちゃんはすっかり僕の女、と言っていいだろうか。あとはエリさんをどうにかすることなのだ。

「お兄ちゃん・・・ママの排卵日は2日後ぐらいからです」
「エミちゃん・・・」

微笑んでそう言うエミちゃん。
そうだとするならば、おおよそ2日後ぐらいからエミさんは妊娠しやすいと言う事になるだろう。

「エミは弟も妹も欲しいです」
「うん、エミさんには頑張って貰わないとね」

普通に考えれば母を孕ますのを薦める娘なんてシュールな話だ。
でも多分、エリさんとエミちゃんの関係だから成立するのだろう。
因みにマリさん母子の方は、母親の方が前のめりで娘がセーブする方だ。

「ユウキちゃんも安産型ですよね」
「ああ、まだ早いけどね」
「いずれはエミも沢山お兄ちゃんの赤ちゃん産ませてください」

ああ、多分僕はきっとテレビに出る大家族以上の大家族を作るんだろうなと想像してしまう。
でも、それは今の僕の家・・・
親もろくに帰ってこない一人きりの家より遥かに幸せだろう。

別に貧し過ぎて親が逃げたわけではない。うちは割と裕福な家庭だと思う。
なのに親が帰ってこないのは…一つは、父さんは海外勤務だから。大規模なプロジェクトの立ち上げに参加していて、帰国できるまでにあと5年はかかると言っていた。
もうひとつ…そんな間に母さんは他所に男を作り家から去っていった。僕を産んだ母親ながら、全くどうしようもない人だったと思う。
そんな家族のいない僕を支えてくれたのがユリさんでありルナでありユウキなのである…この3人がいなかったら今の僕はいない。

でも、一応お金には困らない生活をさせてくれている父には感謝はしている。
母はアレな人ではあるが、嫌いになれないと言うか・・・
感謝半分、迷惑半分と言う所。

丁度母が出て行く前の事、僕とルナが家に帰ると男連れ込んでガッツリ盛っていた事があった。
まともにそれを見たルナが凄まじいショックを受けて大変な事になったのだ。

女の盛る様子を見て自分が女である事に嫌悪感を抱いて、自分が汚らわしいものに感じたらしい。
それで、白く綺麗な肌が真っ赤になるまで身体を洗ったりして、暫くは凄いトラウマを抱える事になった。

今でもトラウマは残っているらしく、ルナとのエッチの回数は週一のみなのもそのせい。
週一ではあるが一応エッチは許してくれてるしスキンシップも拒否はしない。
だけど、やっぱり嫌悪感は消えていないらしく、僕には節度のあるお付き合いを求めてきている。
無論僕もルナのトラウマは分かっているから、ルナには無理な求め方はしないし、エッチも控え目ではあった。

だからこそ、というのはおかしいかもしれないけど、毎日でも求めてくるユウキやユリさんがいて満たされる感じである。まあ、ユリさんとマリさんはこれからお腹も大きくなるから無理はさせられないけど。

ルナもさまざまなことを学んで僕に奉仕したり自分から動いたりするようになった。
ルナのお母さんは娘に似ずお茶目な人で、若いんだからもっと盛ってもいいのよ、なんて僕に言ってくる。

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