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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 44

食事をしながらユリさんがふと思い出したように言う。

「この別荘の裏手ぐらいに泳げる川があるから、明日はそこにいかない?」
「さんせーい!一応水着持って来てるしね!」

ユリさんの言葉にユウキがすぐに乗っかる。
海から山に変わって一番落胆していたから尚更なんだろう。

「バーベキューセット持って行って、そこでお昼しようかしら」
「いいわね、ビールも持って行くわ」

マリさんとエリさんも楽しそうにそう言う。

「何か凄くこう言うのって幸せです・・・お兄ちゃんのお陰で」

エミちゃんが微笑みながらそう言うけど、みんな思いは同じようだ。
まだエリさんには葛藤が見えるが、それもこの別荘に居る間に解消していきたい。

「それにボクは日焼けをビキニ形にしたいしねー・・・今の焼け方じゃ学校再開しても非リア充認定だしねー」

テニスやってたからユウキはよく陽に焼けている。
ただ、体操服焼けと言う奴だ。

「気にするのか、そう言う事?」
「体操服焼けのままなら男いないと思われちゃうよ!」

そう言う事か・・・
僕と付き合ってるとか言う話を公表しなくても、男いる風に思われていた方が余計なトラブルが減ると言う事だろう。
ユウキが女らしくなっていけば、もっと声をかけてくる男が増えてもおかしくないだけに、そう言う自衛もありだろう。

「ほんのり焼けるぐらいならいいかな?」
「焼くならこんがりだよ!」

ユリさんの言葉にユウキが笑いながら言う。
ユリさんも3年生までは水泳やってたから多少は焼けていた。
ただ、元々色白だからそんなには濃く無かったと思う。

「年取ると焼くのは厳禁ね」
「日焼け止めは必須だわ」

大人2人の感想はその通りだが、この2人なら日焼けしても魅力的だとは思う。

只の日焼け談義でも、こんな盛り上がりが何だか楽しい。
僕のやってる事は男の夢ではあるが、倫理的には良くないハーレムを作っている事と言う自覚はある。
本来は1人の女性だけを愛するのが普通だろう。
でも、これが僕にとって幸せだし、彼女達全てを手放したくない。

みんな、僕にとって大切な人だからだ。
ここにいないルナを含めて。

「ごちそうさまでした」
「美味しかった!」
ユウキが作ったカレーをみんなで完食した。
エミちゃんもいっぱい食べて笑顔。ホントに笑顔が可愛い子だ。

「後片付けは私たちでやっておくから、ユウキちゃんは先にシャワー浴びてらっしゃい。レンくんと一緒にね」
「わぁい、ありがとう!」

そう言ったマリさんに続き、エリさんも若干迷いながらもエミちゃんに言う。

「エミも一緒に入ってらっしゃい」
「はーい!じゃあお先です!」

満面の笑みでそう答えるエミちゃん。

「わーい!エミちゃんと一緒だー!」
「ユウキちゃん!よろしくね!」

ユウキとエミちゃんがそう言ってハグし合い、身体を離すとユウキがエイとばかりにワンピースを脱ぎ去る。
その下はすっぽんぽん。
それを見てエミちゃんも可愛らしい声でエイと言いながら脱ぐ。
こちらは下着を身につけているが、それもポンポンと脱いでいく。

「2人とも気が早いよ」

ここはリビング、風呂場ではない。

「いいじゃん!どうせ脱ぐんだし!」
「そー言う問題じゃないぞ」

ユウキは気にする様子も無し。
まあ、こんな関係になる前からこんな感じで僕の視線なんて気にもしてなかった。
その辺りは相変わらずだ。

隣のエミちゃんも脱いだ服を抱えながらニコニコしている。
父親に相当調教されてきた結果か、恥ずかしがる様子は全く無い。

そんな2人を引き連れてやってきた風呂場。
そこは別荘の風呂だけあって広い。
これなら全員で入れそうだ。
そしてここの売りは大きな湯船。
その向こう側が掃き出しの窓。
大きな窓だから、これは露天風呂感覚を味わえる。
しかも庭がライトアップされて中々見応えがある。

「わーっ!凄いね!」

はしゃぐユウキ。
僕もはしゃぎたい気分だ。

湯船の近くまで寄って窓の外を並んで見ているユウキとエミちゃん。
後ろから見ていると背の高さは同じぐらい。
ユウキがよく引き締まった身体で、エミちゃんが女の子らしい丸みのある身体。
どちらも僕より少しだけ小さい。

ハーフでモデル体型のルナは僕より背が高いし、マリさんやユリさん、そしてエリさんも長身の部類だ。
身体的には貧弱そのものの僕は、もしかしたら筋力とかは彼女達に負けているかもしれない。
ユウキが昔僕を守ると言った事があるが、多分今でも腕っ節ではユウキに余裕で負けると思う。

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