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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 32

「エリさんがエミちゃんを妊娠した時・・・まだエリさんが子供だと止める両親やマリさんにこう言いましたよね・・・想いの強さがあれば大人も子供も無いって」
「お姉ちゃんから聞いたの?・・・昔の話だわ!」

この話に多少意表を突かれたエリさんに焦りが少し見える。
まあこれはマリさんから聞けば分かる話だし、軽いジャブみたいなものだ。

「でも、本当は・・・高校生で妊娠したのは、健斗さんにこう言われたからですよね・・・孕んじまえば姉貴みたいに親が決めた結婚せずに済むぜ・・・って」
「なっ?!・・・何故それを・・・」

健斗と言うのはエリさんの元旦那。
マリさんは高校卒業して直ぐに見合い結婚をしていた。
それに対する反発心からマリさんの家に出入りしていた元旦那とそう言う関係になったみたいだ。
この健斗と言う元旦那、イケメンかつ相当なスケコマシ。
しかもどこか憎めないタイプでマリさんの旦那からも可愛がられていた。
多分、マリさん実家の資産目当てだったんだろうが、当時のエリさんはコロッと騙されたみたいだ。

そんな事まで僕が知ってる事にエリさんは相当驚いている。
多分これはマリさんにも言えない黒歴史だろう。

「信じるか信じないかは自由ですが、僕には色んな物が見えます」

あえてボカして言う。
まだカードを全部切るには早い。

「た、多少不思議な力があったからって・・・これはどうも出来ないでしょ?!」
「そうですね、出来るかもしれないし出来ないかもしれない・・・」

僕のペースには出来ている。
後はどう信じさせるかだ。

「マリさんは僕に賭けました・・・後はエリさん次第です」

僕の言葉に考え込むエリさん。
まだこれだけで信じるには足らないだろう。
でも、エリさんは長い沈黙の後に、こう切り出してきた。

「なら、この別荘に居る間に問題解決の手段を見つけて頂戴・・・それと、私の身体を満足させて・・・この2つがどちらも出来たならあなたを信じるわ」

第一関門をクリアと言った所。
とりあえずエッチに持ち込めば何とかなる気はしている。
何せ僕は元旦那がエリさんをどう開発していったか知っているからだ。

エリさんに接近して、その頬を軽く撫でる。
キリッとした顔が紅潮し、戸惑うエリさんの唇を奪う。
こちらから強引に仕掛けたが、すぐにエリさんはついてきてくれた。
そのまま部屋隅のベッドまで追い込む。

「…………ここまではなかなかじゃない、お姉ちゃんを堕としただけあってやるわね」
「こんなもんじゃないですよ」

エリさんに覆い被さりながら首筋をツツッと舐め上げる。
ビクッと身を震わせいい反応を見せるエリさん。
アップにした綺麗な黒髪、特にうなじがドキッとするぐらい綺麗だ。

「健斗さんは、エリさんのうなじが見たいから髪を上げろってずっと言ってましたよね」
「ええ・・・そうだったわね・・・」

僕の言葉に戸惑うエリさん。
どことなく恐れの表情にも期待の表情にも見える顔をしていた。
僕はその表情を見ながら、耳を少し甘噛みする。
するとさっきより大きくビクンとエリさんが反応した。

「んあっ?!そっ、そこはっ!」
「弱いんですよね、ここ」

もう一度軽く噛むと、またエミさんの身体がビクンと跳ねる。
そして僕は、今度は耳から下に向かって首筋をツツッと舐めていく。

「ふあっ、ちょっと!駄目っ!」

ここまでおっぱいや股間は手を伸ばしてない。
攻めているのは、それ以外のエリさんの敏感な所。
当たり前に胸や股間に行くより、元旦那しか知らない所を攻める方が効果的と思ったからだ。

「ああっ…そんな、っ、ダメっ、変…あぁぁっ」
エリさんの声のトーンが落ちていく。
片方の耳に息を吹きかけながら舌先で耳たぶを舐め、もう片方の耳朶を指先でそっと撫でる。エリさんの身体がベッドの上でビクンビクン跳ねる。

「やっ、ダメ…これだけで、イッちゃいそう…」
「時間はありますから、遠慮なく」

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